注目を集めているサブスク
こんにちは。
サブスクチョイス編集部のぴょん吉です。
ここ数年、「サブスク」という言葉が一般的になってきて、このサービスを利用している人もかなり増えてきましたよね。
私自身も多くのサブスクを利用しているので、日ごろからサブスクの便利さをしみじみ感じ、みなさんにおすすめしたいサブスクもたくさんあります。
しかし、サブスクを利用している人の中には、何となく「サブスク」という言葉は知っているけどどういったサービスのことかは詳しく知らずに使っている人も多いのではないでしょうか。
インターネットの検索でも「サブスクとは」「サブスク 意味」というワードで検索する人が増えています。
そこで今回は、「サブスク」とはどういう意味なのか、初心者の方にもわかりやすく解説していきますよ。
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こちらの動画でも、サブスクについてや簡単なサブスククイズなどを紹介しているので、ぜひチェックして下さいね!
サブスクのイメージ
サブスクに対するイメージで一番多いのは、「定額制(月額料金を支払って)で○○放題」ではないでしょうか。
NetflixやAmazonプライム、U-NEXTなどは定額料金を支払って動画見放題。
Apple MusicやSpotifyなどは定額料金を支払って音楽聴き放題となっています。
このタイプのサブスクは費用対効果が分かりやすく、サービスを利用するかどうかの判断もしやすいですよね。
このような「○○放題」をサブスクと定義するかどうかは、月額(年額)の定額料金を支払ってサービスを利用しているかがポイントになります。
ですので、居酒屋でよくある「2時間飲み放題1,980円」はサブスクとは呼びません。
これはその場限りですからね。
サブスクの意味
サブスクとは「サブスクリプション(subscription)」のことです。
これを略した「サブスク」が数年前から様々なメディアで使われ始め、企業のサービス名などにも使われだしたことにより、世間にも浸透してきました。
subscriptionの意味はいくつかありますが、主な意味としては雑誌などの「定期購読」です。
このサブスクリプションのビジネスモデルは、実は昔からありました。
例えば「新聞」。
これは毎月定額を支払いサービスを利用しています。
また、住居などの家賃もそうですね。
その他スポーツジムや保険など、サブスクのビジネスモデルは実は昔からほとんどの人が利用していたんです。
決して新しいビジネスモデルではないサブスクですが、昔と今では利用できるサービスの種類(コンテンツ)が大きく変化しています。
どんな種類のサブスクがあるのか、詳しく見ていきましょう。
サブスクの種類(タイプ)
最近のサブスクは、大まかに8つの種類(タイプ)に分けられます。
1つずつ詳しく見ていきましょう!
(リンクの付いているサブスクに関しては、リンク先の記事から公式サイトに飛べるのでチェックしてみてくださいね。)
1.デジタルコンテンツタイプ
動画見放題や音楽聴き放題、電子書籍読み放題などがこれに当てはまります。
映画を作品ごとにレンタルするより、月額料金を支払って映画が見放題になるサブスクの方がコスパがいいですね。
音楽や電子書籍も同様です。
最近だと「○○(アーティスト名)がサブスク解禁!」というニュースを目にする機会も増えました。
このタイプでは、Netflix、Amazonプライム、hulu、U-NEXT、Paravi、Apple Music、Spotify、Kindle Unlimitedなどがよく知られています。
2.キュレーションタイプ
スタイリストが選んでくれるファッションコーディネートのサブスク、焙煎士が選んでくれるコーヒーのサブスクなどがこれに当てはまります。
あなたの好みや決まったテーマに基づいて、その道のプロが最適なものを選んで送ってくれるというもの。
自分では見つけられなかった素敵なものが手に入るかもしれません。
このタイプでは、Rcawaii(アールカワイイ)、スマタイ、カフェメゾン、WOODBERRY COFFEEなどがよく知られています。
3.オンラインサービスタイプ
このタイプは、最近パソコンのソフトなどのソフトウェア系でよく見かけます。
以前は買い切り型だったパソコンソフトですが、これがサブスクになるとユーザーは毎月定額料金を支払ってソフトを使うことができるんです。
アップデートにより常に最新版のソフトを使えるのが、このタイプのメリットですね。
Adobe Premiere Pro(アドビ)、オフィス365(マイクロソフト)などがよく知られています。
4.メンテナンスタイプ
こちらはウォーターサーバーや生ビールのホームサーバーなどに見られるサブスクです。
本体を無料もしくは安い値段で家庭に設置し、その中身を定額料金で利用します。
生ビールの場合は、家庭で本格的な作りたての生ビールが味わえるとあって人気が高く、新規会員登録を募集しても早い段階で枠がいっぱいになってしまうのだとか。
KIRINホームタップやDREAMBEERなどがよく知られています。
5.定期購入タイプ
食材や健康食品、雑誌の定期購読など従来からあった定期購入型のタイプです。
最近では、コンタクトレンズや紙おむつ、お花などその種類が多岐に渡っています。
生活に密着したコンテンツが多いかもしれませんね。
手ぶら登園、エースコンタクト、bloomee、hitohanaなどがよく知られています。
6.短期レンタルタイプ
洋服やアクセサリーなどを数日~1ヶ月ぐらいの期間で利用できるタイプです。
特別な日に着てみたいファッションや、高級時計や宝石などのアクセサリーを身につけたい時などに利用します。
気に入った商品は長期で継続レンタルでき、最終的にその商品を購入することも可能です。
メチャカリ、KARITOKE、スパークルボックスなどがよく知られています。
7.長期レンタルタイプ
自動車や高級家具、高級家電など高額な費用が発生するものを、月々定額で利用できるタイプです。
自動車の場合は頭金無しで、自動車保険、メンテナンス、税金など全て込みの月々定額サービスになっていて、契約期間の途中で新しい車種に変更することも可能。
KINTO ONE(トヨタ)、SOMPOで乗ーる、定額カルモくん、大川家具、airRoomなどがよく知られています。
8.実店舗タイプ
月々定額料金を支払うと、対象の商品を店舗で無料でもらえたり割引価格で購入できたりするタイプです。
最近このタイプのコーヒーやパンのサブスクが増えてきています。
実店舗で受け取るため対象店舗が近くにないと利用できないのがデメリットですが、通勤経路など生活圏内にお店がある場合は、お得に利用できると思います。
サンジェルマンプレミアムパスポートやハイウェイコーヒーパス、ゼロcafe、coffee mafiaなどがよく知られています。
サブスクのメリット・デメリット
サブスクを利用する際のメリット・デメリットを考えてみましょう。
前述した8つのタイプそれぞれメリットは違いますが、デメリットは共通しています。
まずはその共通したデメリットを見ていきましょう。
サブスクのデメリット
デメリットは、「使わなくても利用料金がかかる」ということです。
サブスクは月額(年額)の定額料金を支払って利用するサービス。
そのため契約を解約しない限り毎月自動更新されていくので、利用しない月があったとしても月々の利用料はクレジットカード等で引き落とされていきます。
分かりやすくスポーツジムで考えてみましょう。
最初は張り切ってジムに通っていたものの、様々な理由で段々と通う回数が減っていき、いつしか行かなくなってしまう。
それでも月会費は引き落とされています。
途中で休会の手続きや都度払いへの変更などをすればいいのですが、また近いうちに行くからとついそのままにしてしまう人もいますよね。
スポーツジムではそのような人たち(俗に言う幽霊会員)が多くいます。
サブスクは上手く利用すれば便利な半面、きちんと管理できないと結果的に損をしてしまうので気をつけましょう。
サブスクのメリット
次にメリットをタイプ別で説明していきます。
◆デジタルコンテンツタイプ
・CDやDVD、本を所有するわけではないので、物理的な収納場所が必要ない。
・配信動画は、スマホ、タブレット、PC、テレビと様々なデバイスで視聴可能。
・動画、音楽共に膨大な数があるので、今まで気がつかなかった新しい作品に出会える。
◆キュレーションタイプ
・その道のプロが選んでくれるので、自分では気づかなかった新しい発見がある。
◆オンラインサービスタイプ
・アップデートの料金も定額料に含まれているので、常に最新機能を含んだ最新版を使うことができる。
◆メンテナンスタイプ
・店舗と同じクオリティのモノが、家庭で手軽に味わうことができる。
◆定期購入タイプ
・食料品や日用品など、買い忘れがあると困るものが定期的に配達される。
◆短期レンタルタイプ
・通常使いしない、特別な日にだけ必要な高価なモノを借りられる。
・月内で交換も可能なので、気分によって身に付けるモノを変えられる。
◆長期レンタルタイプ
・通常購入するとかなり高額な値段がするものを、初期費用を安く抑え利用できる。
◆実店舗タイプ
・サブスク対象の店舗が生活圏内にあるなら、月額料金に対してのコスパが良い。
このように、サブスクにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、
- 今入っているサービスは何か?
- 今の生活に必要なサービスなのか?
- 類似のサービスでもっと得なものはないか?
これらをきちんと把握して管理していれば、あなたの生活の質(QOL)を上げるのにサブスクサービスは大いに役立つでしょう。
サブスクの申込方法
気に入ったサブスクへの申込みは、パソコンやスマホからWEBにアクセスして会員登録するのが一般的ですが、最近ではスマホのアプリで利用するサービスも増えてきています。
そのため、利用する際はまずそのサブスクのアプリをダウンロードしましょう。
そしてアプリの中で会員登録と契約、そして注文を行います。
スマホはいつも持ち歩くものなので、その中で完結できるのは使い勝手がいいですね。
便利なサブスクを利用しない手はない!
サブスクについては理解できましたか?
最後にまとめると、
- サブスクは「サブスクリプション(subscription)」の略称である。
- サブスクには「○○放題」以外の様々な種類がある。
- サブスクは解約しない限り利用していなくても定額料金は発生する。
- 契約中のサブスクをきちんと管理すればQOLが上がる。
- 「商品やサービスの所有」から「必要な時だけ利用」へのライフスタイルの変化
といったことになります。
少し長くなってしまいましたが、今回は「サブスクとは」についてまとめてみました。
サブスクの意味が少しでも理解してもらえたら嬉しいです。
このサブスクチョイスでは、あなたの良きサブスクライフの手助けになれるよう、今後も様々な種類のサブスクを紹介していきますのでお楽しみに!
コメント
コメント一覧 (1件)
知ったか振った輩にも、飲み込み(消化)やすい記事だと思います。
>ウマっけ様
コメント頂きありがとうございます。
また、記事内容お褒め頂きありがとうございます。
引き続き分かりやすい記事の執筆を心がけてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
■サブスクチョイス編集部