MAXHUB(マックスハブ)とは?機能や活用事例など紹介

MAXHUB(マックスハブ)とは?機能や活用事例などを紹介!

本記事では、電子黒板として注目を集めているMAXHUB(マックスハブ)についてご紹介します。

MAXHUBは、会議やプレゼンテーション、オンライン授業などに便利なオールインワンのミーティングボードです。

特徴や機能、使い方、導入事例などを詳しく解説します。興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

MAXHUB(マックスハブ)とは?

MAXHUB(マックスハブ)とは
V6 T Series (2024年2月時点 最新モデル)

MAXHUBは、視源ホールディングス(CVTE)が開発した電子黒板(インタラクティブホワイドボード)です。

電子黒板とは、タッチパネル式の大型ディスプレイで、ホワイトボードやプロジェクターの代わりに使えるものです。MAXHUBは、電子黒板だけでなく、Web会議やプレゼンテーションの機能も備えており、オールインワンのミーティングボードとして注目されています。

MAXHUB(マックスハブ)とは?
MAXHUBはあらゆる接続機器が不要に

OSはWindows 10が入っているので、通常のPCと同じように、ブラウザやExcelなどのアプリを開くこともできます。

大まかな使い方については、MAXHUBの紹介動画をご覧ください。

MAXHUB(マックスハブ)で使える3つの機能

MAXHUBの主な機能は、以下の3つです。※最新モデル「V6 Tシリーズ」で解説

機能内容
1. ホワイトボード画面に直接書き込みができる
2. プレゼンPCやスマホのデバイスと画面共有し、プレゼンテーションが行える
3. ミーティングWeb会議システム(ZOOM)が標準搭載。クリアな画質・音質で会議可能
MAXHUB(マックスハブ)のホーム画面

MAXHUBの電源を入れるとホーム画面に移り、タッチ操作により3つのアプリが選択できます。

それぞれ、どういった使い方ができるのかまとめました。

1. ホワイトボード(電子黒板)

ホワイトボード機能は、タッチ操作で文字や図形などを書き込むことができます。書き込んだ情報は、自由に移動・装飾・削除も可能。

筆圧感知とAGガラスで紙のような書き味で、複数の人が同時に書き込みができるのが特徴。画面に出てくるQRコードを使えば、ホワイトボードに書き込んだ内容を共有できます。

ホワイトボード機能は、文字を書くこと以外にも、下記のような情報も扱うことができます。

画像/動画ファイルの挿入

地図や設計図などの細かい資料でも、高画質で共有することができます。また、画像や動画ファイルの挿入をして、直接書き込みをしてハイライトできるのも便利。

テーブル(表)、マインドマップの作成

■テーブル(表)の作成

テーブルはツールバーをタッチすることで、簡単に挿入することができます。枠線を手書きする必要がないので非常に快適です。

テーブル(表)の作成

■マインドマップの作成

マインドマップも作成可能。また、ホワイトボード全般の機能として、書いた文字はボタン1つでテキストデータへ変換することもできます。

マインドマップの作成・テキストデータへ一括変換

メモの貼り付け(会議参加者のスマホや、リモート先からでも飛ばせる)

メモの貼り付けは、参加者のスマホからホワイトボードに送信することができて便利。画面上のQRコードを読み込めば、リモート先でもメモを送ることが可能です。

スクロールできます

①スマホからQRコードを読み込み

※Web会議の相手にもこの画面はリアルタイムで表示されます

②テキストを入力し、送信ボタンを押下

③ホワイトボードに表示される(画像左上)

1つのホワイトボードを全員で共有している使い心地なので、場所を選ばず、参加者全員がその場にいるような感覚で会議を進めることができます。

2. プレゼン

プレゼン機能では、MAXHUB本体、Google Drive、OneDriveに保存したファイルを開いたり、ホワイトボードに挿入することができます。

スクロールできます
MAXHUBのプレゼン機能

プレゼンでは、ワイヤレスドングルやWi-Fi接続でPCやスマホなどのデバイスと画面共有ができる。

また、ボード上からも接続したデバイスの画面を操作でき、リアルタイムに相互の書き込み内容を反映させることができます。

3. ミーティング

ミーティング機能では、すぐにWeb会議をスタートすることができます。Web会議システム(Zoom)標準搭載。

4,800万画素の高解像度カメラと6個のアレイマイクでクリアな画質と音質が特徴。プレゼンターと参加者が同じ画面を共有し、一つのデバイスのような感覚で会議をすることができます。

スクロールできます

MAXHUB(マックスハブ)が役立つシーン

MAXHUBは、様々なシーンで活用できる便利なツールです。以下に、MAXHUBの使い方のポイントと活用事例を紹介します。

  • 会議プレゼンテーション:MAXHUBを使えば、会議の効率と効果を高めることができます。画面共有や書き込み機能でアイデアや意見をスムーズに共有できるほか、Web会議機能でリモートワークや出張先からも参加できます。会議内容をQRコードで保存して、後から確認や共有も可能
  • Web会議:MAXHUBは、Web会議に最適なツールです。高画質・高音質のカメラとマイクで、遠隔地の相手とも臨場感のあるコミュニケーションができる。画面共有や書き込み機能で、資料やデータを簡単に見せることができる。Web会議システム(Zoom)が標準搭載されているので、専用のアプリや機器を用意する必要がない
  • オンライン授業:MAXHUBは、オンライン授業にも活用できます。教材や問題集に直接書き込みができる。動画教材にも書き込みができる。生徒とのコミュニケーションやフィードバックがしやすい。オンライン授業の内容をQRコードで保存して、後から復習や補足ができる

MAXHUB(マックスハブ)の導入事例

MAXHUBを導入した企業・団体の事例について紹介します。

MAXHUB(マックスハブ)の使い方

MAXHUBの使い方は、以下のとおりです。

  • 電源を入れる:電源ボタンを押して、MAXHUBを起動する
  • MAXHUBの画面に表示されるメニューから、使用したい機能を選択する

以下は、使用できるの一例です。

  • ホワイトボードを開く:ツールバーの左端にあるホワイトボードアイコンをタッチして、ホワイトボードを開く
  • ペンで書き込む:ツールバーのペンアイコンをタッチして、ペンの色や太さを選ぶ。画面にペンや指で書き込む。書き込んだ内容は、デバイスに保存したり、メールやクラウドに送信可能
  • 消しゴムで消す:ツールバーの消しゴムアイコンをタッチして、消しゴムのサイズを選ぶ。画面に消しゴムや指で触れると、書き込みが消える
  • 図形を描く:ツールバーの図形アイコンをタッチして、図形の種類や色を選ぶ。画面に図形を描ける
  • 画面共有をする場合:デバイスとMAXHUBを同じネットワークに接続する。デバイスに表示されるQRコードをスキャンするか、PINコードを入力することで、画面共有が開始される
  • ビデオ会議をする場合:MAXHUBに接続されたカメラとマイクを使って、音声や映像を伝送します。ビデオ会議に参加する相手は、MAXHUBの画面に表示されます。

MAXHUB(マックスハブ)の口コミ・評判

MAXHUBの口コミ・評判について、Xの最新情報をまとめています。

MAXHUB(マックスハブ)の価格について

MAXHUBの最新モベルの価格は、非公開とされています。

価格については、下記の記事で詳しくまとめています。

MAXHUB(マックスハブ)の製品ラインナップ

MAXHUBは、様々なサイズや機能を持つ製品ラインナップを揃えています。ここでは、MAXHUBの主な製品シリーズを紹介します。

新シリーズ:V6 Tシリーズ(2023年8月発売モデル)

MAXHUBの最新シリーズは、2023年の8月に発売された「V6 T(Transcend Series)」となります。

【スペック表】

MAXHUB 65インチ

65インチ

MAXHUB 86 インチ

86インチ

スクロールできます
区分項目MAXHUB V6 Tシリーズ(Transcend Series)
ディスプレイサイズ65インチ86インチ
ディスプレイサイズ1,428.48(H)×803.52(V)mm1,895.04(H)×1,065.96(V)mm
ディスプレイ領域1,428.48(H)×803.52(V)mm1,895.04(H)×1,065.96(V)mm
解像度3,840 × 2,160
コントラスト5000:11200:1
輝度350cd/m2
応答速度6.5ms8ms
視野角178°(H/V)
表示色1.07B (10bit)
外部入力HDMI入力×1 、USB Type-B×1、USB2.0×1、USB Type-C×1、
オーディオ出力×1、RS232×1(メンテナンス用)
タッチパネルガラス強度強化ガラス(鉛筆硬度:9H)
ガラス(表面処理)抗菌アンチグレア加工
検出方法静電容量式
タッチポイント20点マルチタッチ
入力方法指、静電容量式タッチペン
読取精度±1.5mm
書込み距離0mm
同時記入対応
(マルチライティング機能有効時)
PCモジュールCPU10th Generation Intel® Core™ i5
メモリー16GB
ストレージSSD 256GB
CPUIntel® UHD Graphics 630
AudioIntegrated High Definition Audio Stereo
OSWindows 10 IoT Enterprise LTSC 2021
インターフェースHDMI出力×1、USB3.0×3、USB2.0×1、MIC入力×1、LAN×1
無線機能対応Wi-Fi規格IEEE802.11 a/b/g/n/ac
周波数2.4G/5GHz
Bluetooth対応(Ver4.2)
対応Wi-Fi規格あり(最大同時接続台数8台)
カメラカメラ機能Cam1: 4,800万画素
Cam2: 800万画素
画角Cam1: 対角画角:99.6度、水平画角:91.9度、垂直61.8度
Cam2: 光学3倍ズーム対応
マイクマイク機能8個アレイマイク
集音距離8m
サウンドスピーカー+ウーファー2×10W+2×15W
電源使用電源100-240V – 50/60Hz 3.5A100-240V – 50/60Hz 5A
最大消費電力350W500W
本体重量40kg60kg
総重量※含梱包52kg82kg
本体サイズL×H×D1,455×888×79mm1,921×1,151×78mm
梱包サイズL×H×W1,628×992×208mm2,112×1,283×280mm
VESA600×400mm
温度0 – 40℃
湿度10 – 90%RH
高度5,000m以下
付属品静電容量式タッチペン×2、ペン台×1、ワイヤレスドングル×2、壁掛け金具一式、HDMIケーブル(1.5m)×1、
USB Type-Cケーブル(1.8m)×1、電源ケーブル×1、保証書

【旧シリーズ一覧】

  • X3 Uシリーズ
  • V5 Vシリーズ
  • V5 Tシリーズ
  • Meeting Board V6 for Zoom Rooms
  • All in One Meeting Board V6 CFシリーズ

MAXHUB(マックスハブ)のよくある質問

MAXHUBに関するよくある質問と、その回答を紹介します。

MAXHUBのアプリのダウンロード方法

MAXHUBをより便利に使うためには、スマートフォンやタブレットなどのデバイスにMAXHUBのアプリをダウンロードする必要があります。MAXHUBのアプリのダウンロード方法は、以下の通りです。

  • Google PlayやApp Storeなどのアプリストアから、MAXHUBのアプリを検索してダウンロード
  • MAXHUBのアプリを開いて、MAXHUBの機器とデバイスをペアリング
  • MAXHUBのアプリを使って、画面の共有や操作、書き込みの保存や共有などの機能を利用

電子黒板・インタラクティブホワイトボードなど違い

MAXHUBは、正式には「インタラクティブホワイトボード」に分類されます。

ほかに、以下のような類語があります。

  • 電子黒板:「黒板」「電子黒板」と対比するために使う。教育現場で使われることが多い
  • 電子ホワイトボード
  • インタラクティブフラットパネル(IFP)
  • インタラクティブホワイトボード
  • ミーティングボード

色々な言葉がありますが、機能的にはほぼ同じなので、言葉の区別はそこまで必要ありません。

MAXHUB(マックスハブ)の音声が出ない

maxhub(マックスハブ)の音声が出ない場合は、以下のことを確認してください。

  1. MAXHUBの音量が十分に上げられているかどうか。音量は、コントロールパネルやリモコンで調整できます
  2. MAXHUBに接続されたデバイスの音量が十分に上げられているかどうか。デバイスの音量は、デバイスの設定で調整できます
  3. MAXHUBに接続されたデバイスのミュートが解除されているかどうか。ミュートは、デバイスの設定で解除できます
  4. MAXHUBに接続されたデバイスのオーディオ出力がMAXHUBに設定されているかどうか。オーディオ出力は、デバイスの設定で変更できます

MAXHUB(マックスハブ)のサポートセンター

MAXHUBは、安心してご利用いただけるように、充実したサポートを提供しています。MAXHUBのサポートは、以下のとおりです。

  • MAXHUBには、1年間の保証期間が付いています。保証期間内に故障や不具合が発生した場合は、無償で修理や交換を行います
  • MAXHUBには、専用のサポートセンターがあります。サポートセンターでは、MAXHUBの使い方や設定方法、トラブルシューティングなどに関するお問い合わせに対応します。サポートセンターは、電話やメール、チャットなどでご利用いただけます
  • MAXHUBには、オンラインのサポートページがあります。サポートページでは、MAXHUBの製品情報やマニュアル、FAQ、最新のアップデートなどをご覧いただけます。サポートセンターへの問い合わせは、以下のメールアドレスからお問い合わせください。
  • dx_support@mayass.com

CIVE会社概要

CVTEの画像

MAXHUBは視源ホールディングス(CVTE、上場コード002841)のブランド製品です。

CVTEは2005年12月に設立、中国全土28都市にオフィスを構え、主な事業はLCDのメインボードやインタラクティブパネル、医療機器などの設計、開発および販売を行っています。これまで、世界のTV用基板市場で6年連続No.1のシェアを獲得、認定特許4,400件以上取得、「フォーチュンチャイナ500」に選出されるなど高い技術力を誇っています。

これらの高い技術力を活かし、ビジネスや教育、医療の現場でより効率的なコミュニケーションを実現するために生まれたのがMAXHUBです。

CVTEについて
English NameGuangzhou Shiyuan Electronic Technology Company Limited
Registration AddressNo.6, 4th Yunpu Road, Huangpu Industry District, Guangzhou
Company Short NameShiyuan Electric
Legal RepresentativeHuang Zhengcong
Company SecretaryXie Yong
Registered Capital (RMB)403,500,000
IndustryComputer, communications and other electronic equipment manufacturing
Websitewww.cvte.com

まとめ:MAXHUBの実際の効果を体験しよう

MAXHUBは、コミュニケーションの効率と品質を向上させる、高性能なインタラクティブディスプレイです。MAXHUBの機能や特徴をご紹介しましたが、実際に体験していただくのが一番です。MAXHUBの実際の効果を体験するには、以下の方法があります。

  • MAXHUBの公式サイトで、無料のデモや見積もりを申し込むことができます。デモや見積もりの申し込みは、以下のURLから行えます。
  • MAXHUBの販売代理店で、実際にMAXHUBを見て触って試すことができます。販売代理店の一覧は、以下のURLから確認できます。

MAXHUBは、あなたのコミュニケーションを変革する、最先端のテクノロジーです。ぜひ、MAXHUBをご利用ください。

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この記事を書いた人

MAXHUB編集部

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