MAXHUB(マックスハブ)のモニターはブルーライトカット対応?
MAXHUB(マックスハブ)のブルーライトについて解説します。ブルーライトの基礎知識や、問題視されている理由についても徹底調査しました。
MAXHUB(マックスハブ)にブルーライトカット機能はある?
結論からいうと、MAXHUB(マックスハブ)のほとんどのシリーズにブルーライトカット機能はついていません。ブルーライトカット機能が搭載されているのは、シリーズの中でも学校教育に特化した「MAXHUBーCHALKー」のみです。
そもそもLEDディスプレイから放出されるブルーライトの量は、曇り空や窓越しの自然光に含まれるブルーライトよりも少なく「網膜に障害を生じることはないレベル」といわれています。
最新型である「V6シリーズ」にもブルーライトカット機能は搭載されていないため、MAXHUB(マックスハブ)のブルーライトについては、そこまで懸念する事由ではないのかもしれません。
MAXHUB CHALK(マックスハブチョーク)は対応
前述したように「MAXHUB ーCHALKー(マックスハブチョーク)」はブルーライトカットに対応しています。
MAXHUB ーCHALKーは黒板とMAXHUBが一体化しており、真ん中にディスプレイ・左右に通常の黒板が搭載されている製品です。デジタルとアナログが融合したアイテムで、どちらの長所もそのままに活用できます。
ディスプレイのちらつきが少なく目に優しいディスプレイのため、授業で長時間黒板を見ることになる子どもたちの目にも安心です。
MAXHUB(マックスハブ)のブルーライトは人体に悪影響?
なぜブルーライトは人体に悪影響を及ぼすと考えられているのでしょうか?ブルーライトが問題視される理由などを含めて、どのような影響を及ぼすのかみていきましょう。
そもそもブルーライトとは
パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイから発せられる、光の中の青色の光線のことを「ブルーライト」といいます。光には目に見える光と見えない光がありますが、見える光の中でも人の目に見えるのは「380~780nm」の波長のみです。ブルーライトは380~500nmの光で、目に見える光に該当します。
- 目に見える光:380~780nmの波長
- 目に見えない光:400nm以下または780nm以上(紫外線や赤外線)
ブルーライトを発する機器や機械
ブルーライトの放出量は各デバイスにより異なりますが、スマホやゲーム機・パソコンなど、わたしたちの身近なものからも放出されています。また機器以外に太陽光にもブルーライトは含まれています。
ブルーライトが問題視される理由
ブルーライトは「体内時計に影響を及ぼすこと」や「目の疲れ・かすみ」を引き起こすことが問題視されています。これはブルーライトの強い光が角膜や水晶体で吸収されることなく、直接網膜へと到達するためです。
液晶画面を見続けることで、まばたき回数が減少し、目の乾燥や疲れにつながります。また人間の体はブルーライトを浴びると目覚める性質を持っているため、夜にブルーライトを浴びると睡眠の質が下がったり目覚めが悪くなったりするといわれています。
「ブルーライトが視力低下につながる」との意見もありますが、現時点で人間の目で研究された実験データはなく、視力にどのような影響があるかはわかっていません。
実は悪いことばかりではない!
ブルーライトに対してネガティブなイメージを持つ方も多いと思いますが、ブルーライトには「体内時計を整える」という大切な役割があります。
太陽光は人間が健康的に生活するうえで欠かせないものですが、その一端を担っているのはブルーライトの光なんです。太陽光を浴びると体内時計が整いますが、これは網膜の視細胞がブルーライトの波長と同じ460nmの光に反応することから起こる反応です。
「ブルーライト=悪いもの」と考えるのではなく、就寝前にスマートフォンを長時間見ないことや適度にPCから目を離し休息を取るなど、個人でできる対策はいくつもあります。
MAXHUB(マックスハブ)のブルーライト対策
MAXHUB(マックスハブ)を利用する際に、行える対策をいくつか紹介します。気軽にできることばかりなので、ぜひ参考にしてください。
まばたきの回数を増やす
液晶画面を見ているとまばたきの回数は自然と減っていきます。簡単にできる対策としては、意識的にまばたきの回数を増やすこと。
まばたきをすることでドライアイ予防にもなり、目の疲れの予防にもつながります。
目を休ませる
数十分に1度、少し離れた場所にあるものを見て目を休ませましょう。
スマートフォンやテレビなどを近距離で見ていると、目の筋肉が緊張状態となり疲れやすくなります。タイマーをかけて、意図的にディスプレイから目を離す時間を作ることがおすすめです。
ブルーライトカットの眼鏡をかける
MAXHUB(マックスハブ)を利用する際にブルーライトカットの眼鏡をかけることも対策の1つです。眼鏡をかけることで、画面のまぶしさや眼精疲労が緩和されます。
ただし、子どもにはブルーライトカット眼鏡が非推奨であることに注意してください。
太陽光にもブルーライトが含まれており、子どもが太陽光を十分に浴びないと近視が進むリスクが強まります。海外の研究では、子どもにブルーライトカット眼鏡をつけることが発育に影響を及ぼしかねないと結論付けたものもあります。
まとめ
この記事ではMAXHUB(マックスハブ)に関する、ブルーライトの影響や対策を解説しました。
MAXHUB(マックスハブ)のシリーズでも、黒板とホワイトボードが一体化している「MAXHUB ーCHALKー」はブルーライトが少なく、目に優しい電子黒板です。未来の黒板として、学校教育の場で活用されています。
ブルーライトが人体に及ぼす影響についてははっきりしていませんが、ブルーライトには「体内時計を整える」という大切な役割があります。目の疲れにつながる部分は個人でできる対策をしつつ、ブルーライトを必要以上に怖がらないことが重要ですね。
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