6月19日に行われた那須川天心VS武尊の世紀の1戦。地上波生放送は叶いませんでしたが、7月24日にはTOKYO MXのゴールデンタイムでの特別番組の放映が決定。伝説の試合の裏側を目撃ください。地上波放映が中止となった背景などをまとめてみました。なお、記事内では試合結果にも触れていますので視聴がまだの方はご注意ください。

この記事のポイント!

  1. 格闘技ファン待望の「那須川天心VS武尊」!
  2. 7月24日に地上波特別編の放映が決まりました。
  3. 世紀の1戦が配信限定となった理由にも迫ります。

2022年7月24日、地上波特別放送が決定

那須川天心選手と武尊選手の前日計量が行われた6月18日。

同日の会見で今イベントの総合プロデューサーを務めた榊原信之CEOから、7月24日(日)にTOKYO MXのゴールデンタイム(19〜21時)で公式ドキュメンタリー番組放送されることが発表されました。

放送は試合のみならず、両選手の舞台裏映像も合わせて見られる特別編としてオンエアされるとのことです。

タイムリーな地上波放映とはなりませんでしたが、地上波オンエアという枠はなんとか実現した形となりました。

 

試合決定から地上波放送取りやめまでの経緯

「世紀の1戦」と称される那須川天心選手と武尊選手のビッグマッチが実現した今回の「THE MATCH 2022」(東京ドーム)。

5月31日にはフジテレビで予定されていた地上波放送が中止される旨の発表もあり、ファンのみならず選手も困惑した状況となったなか、当日は会場観戦を除いては「ABEMA(アベマ)」での独占ライブ配信ということで落ち着きました。

 

試合決定から放送取りやめまでの一連の流れをまとめてみます。

 

2021年12月24日、世紀の1戦の実現が発表

 

那須川天心選手と武尊選手の試合が正式決定したと発表されたのは2021年12月24日。

RISE世界級王者である那須川天心選手と、K-1スーパーフェザー級王者である武尊選手という日本格闘技界におけるトップ選手の対戦決定に、ファンは大いに沸きました。

今試合は、両選手がそれぞれに所属する格闘技団体RISE、K-1のいずれでもない、新しい格闘技イベントを立ち上げて実現されることが伝えられ、イベントの総合プロデューサーは、RIZINの榊原信之CEOが務めることに。

また、この記者会見時点での決定事項は次の通りと発表されています。

  • 試合日6月(日程未定)
  • キックボクシングルール
  • 契約体重58kg(試合前日計量)、当日62㎏(当日計量)
  • 会場、ラウンド数、ジャッジの見える化などを視野に詳細なルールは今後決定

 

 

2022年4月7日、2度目の記者会見

 

2022年4月7日、2度目の記者会見が開かれ、大会の概要などが発表されました。

大会名は「THE MATCH 2022」とし、6月19日に東京ドームで開催されることが報告。

マッチメイク数は全10~15試合とし、この時点では全対戦カードの確定情報はありませんでしたが、チケット単価は最高300万円と、日本の格闘技史上過去最高額で設定されることが明かされました。

そして配信・放送環境についてです。

4月の会見では「AMEBA」PPVでの試合の完全生配信「那須川天心VS武尊戦」はフジテレビでの地上波放送が行われると説明され、多くのファンがこの発表を喜びました。

 

 

2022年5月31日、地上波放送中止の発表

そして試合が間近に迫った5月31日、地上波放送を予定していたフジテレビが次のような投稿を行い話題となりました。

 

 

この発表には、ファンはもちろん、試合が放送されることを想定してた両選手が反応しています。

 

 

この発表に伴い、当日は緊急記者会見も行われ状況の報告が行われました。

 

榊原代表は記者会見にて、「この決定を非常に残念に思う」「ファンのみなさん、視聴者皆さん、未来の格闘家となる子どもたちも含め申し訳なさを感じている」との言葉を述べました。

放送取りやめとなった理由については、「いくつかの要因が考えられるが、何が最終的な原因となったのか明確のものは分からない」と説明されています。

榊原代表は5月9日発売の「週刊ポスト」に、反社交際音声流出記事が取り上げられるというトラブルが発生しておりました。

これに対し榊原代表は、次のように語っています(筆者要約)。

「この疑惑はフジテレビさんにとっては由々しき問題。記事が出る前後から私も含めた関係者の徹底的な身辺調査、反社チェックが行われた。そのなかで、反社との交際がないということがフジテレビさんも認識できた。翌週の5月16日に発売の私のインタビュー記事のなかでもことの経緯を説明し、地上波放送の変更がないとの趣旨を発表していた。しかしその後、フジテレビさんのなかで、様々な意見が出たのだと思う。今回のイベントは格闘技界を挙げての主催組織を立ち上げて行われるもの。僕がポストを辞任し、信頼のおける後任者を立てることで放送を予定通り行ってもらう旨の交渉を進めていたが、本日午前に取りやめの報告があり、このような事態となった」

また榊原代表は、「経済的な条件で交渉が折わ合わなかった訳ではない」と明言し、「フジテレビさん戻ってきてください」と最後まで地上波放送へのこだわりを訴えました。

この会見以降、地上波放送に関する進展はなく、放送は「ABEMA(アベマ)」での独占生中継のみということで落ち着きを見せています。

 

6月15日、採点方式が発表

試合を直前に控えた6月15日、那須川天心VS武尊戦の採点方式が発表されました。

発表によると、全ラウンドで点数を公開するオープンスコアリング方式。

ジャッジは5人制で、各ラウンド10点法で採点です。

延長ラウンドは、そのラウンドのみの内容で各ジャッジが必ず優劣をつけるマスト評価。

なお試合は、ワンキャッチ、ワンアタックの特別キックボクシングルールで3分3回延長1回、スリーノックダウン制です。

攻撃する瞬間のつかみのみ有効で、けり合いをつかんだ際はキック・ひざ・パンチ攻撃のいずれか1発が有効、頭部をつかんだ際はひざ打撃のみが有効となります。

なおグローブは、6オンスサイズを使用。

 

6月18日、前日計量

試合前日の6月18日、両選手の計量がおこなわれました。

前日計量58㎏契約のなか、那須川天心選手は57.95㎏、武尊選手は58.00㎏でともに1回目の計量をパスしています。

 

 

6月19日、決戦当日!

こちらの項目では試合結果に触れています。

視聴がまだの方は、閲覧にご注意ください。

 

当日2回目の計量へ

試合3時間前、2回目の計量が行われました。

当日計量リミットは62㎏。

天心選手61.95㎏、武尊選手61.75㎏で両選手ともに1回でパスしています。

 

試合直前の両選手のツイート

試合直前、天心選手、武尊選手が最後のツイートを行いました。

 

 

有名人が多数観戦!

会場にはユーチューバーやミュージシャンをはじめ、多数の有名人が訪れSNSで試合直前の熱気を投稿しています。

 

世紀の決戦に決着!結果は…


試合結果についてはこちらをタップ
6月19日(日)に行われたTHE MATCH2022「那須川天心VS武尊」のビッグマッチ。

試合は那須川天心の判定勝ち!

天心選手が第1ラウンド終了間際にカウンターの左フックで武尊選手からダウンを奪い、判定は5‐0(30‐28、29‐28、30‐28、30‐28、30‐27)という結果に終わりました。

RISE世界フェザー級王座である那須川天心。

14年7月のデビューから公式戦負けなしの47戦47勝の無敗記録(キックボクシングは42戦42勝28KO)を保持した天心選手は、今回の試合を最後にキックボクシングのキャリアに幕を閉じ、以降ボクシングへの転向を表明しています。

当日の会場動員数は5万6,399人の超満員となり、格闘技界の歴史に残る決戦となりました。

 

 

PPVチケットの売り上げは25億円!?

試合後、K-1創始者である石井和義さんが自身のTwitterを更新。

「THE MATCH 2022」の興行収入、観客動員数について投稿されています。

それによると、チケット売上20億円、PPV50万件25億円、スポンサー5億円とのことです。

 

那須川天心VS武尊の視聴はPPVのみ※6月25日12:00まで

試合が配信されるのは株式会社AbemaTVが運営する動画配信サービス「ABEMA」。

「ABEMA」は一般的なテレビ番組と同じように時刻表に沿って番組が配信され、基本は無料で視聴可能です。

また、月額960円(税込)で加入できる「ABEMAプレミアム」も用意されています。

プレミアム会員になることで、動画のダウンロード再生広告なし再生追っかけ再生などが可能です。

また、会員は「ABEMAプレミアム限定チケット」を使って特別価格でPPV配信チケットを購入できる特典もあります。

PPVとは、ペイ・パー・ビューの略で、1コンテンツの視聴ごとに課金されるビデオサービスです。

格闘技の世界では、このPPV方式が広く一般的となっています。

今回の「THE MATCH 2022」も、PPV料金が最大20%オフでお得に楽しめるプランも用意されています。

 

視聴は「ABEMA」アプリのダウンロード後にチケットを購入し、端末ごとに次の方法で進めます。

  • スマホアプリ:マイページ→ペイパービューをタップ
  • PC: ホーム→「購入済み」をタップ
  • TV:マイリスト→ペイパービューをタップ

※購入期間は、2022年6月25日(土)12:00まで。

ABEMAプレミアムの公式HPはこちら

 

「THE MATCH 2022」のPPVチケット料金

チケット料金は次の通りです。
※6月19日の試合終了後のチケット料金。

■一般料金

  • 一般チケット:3,670円
  • 那須川天心応援チケット:5,130円
  • 武尊応援チケット:5,130円

 

■ABEMAプレミアム限定特典

  • 一般プレミアムチケット:2,930円
  • 那須川天心プレミアム応援チケット:4,100円
  • 武尊プレミアム応援チケット:4,100円

 

応援チケットについて

今回は「一般チケット」とは別に、「那須川天心 応援チケット」「武尊 応援チケット」が用意されました。

これは、各陣営の裏側を覗ける6つのスペシャルコンテンツが見られるチケットです。

  • 「試合当日控室カメラ」
  • 「セコンドカメラ」
  • 「ラストセッション ファンと選手がつながる生中継」
  • 「直前スパーリング独占公開」
  • 「計量密着生中継」
  • 「試合直後の肉声配信」

 

「THE MATCH 2022」の試合スケジュール

当日の試合スケジュールは次の通り。

那須川天心選手VS武尊選手の試合は当日の最終15試合目で行われました。

オープニングファイト
那須川龍心vs大久保 琉唯

第1試合
鈴木真彦vs金子晃大

第2試合
志朗vs玖村将史

第3試合
江幡睦vs璃明武

第4試合
風音vs黒田斗真

第5試合
笠原友希vs中島千博

第6試合
内田雄大vsマハムード・サッタリ

第7試合
山下力也vsシナ・カリミアン

第8試合
“ブラックパンサー”ベイノアvs和島大海

第9試合
YA-MANvs芦澤竜誠

第10試合
中村寛vsレオナ・ペタス

第11試合
白鳥大珠vsゴンナパー・ウィラサクレック

第12試合
山田洸誓vs安保瑠輝也

第13試合
原口健飛vs山崎秀晃

第14試合
海人vs野杁正明

第15試合
那須川天心vs武尊

 

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世紀の1戦、特別編を見逃すな!

さて、今回は那須川天心vs武尊の試合についてチェックしてきました。

格闘技ファンが待ちに待った1戦が実現した夢の夜。

しかし、試合の熱はまだ冷めません。

7月24日(日)には、TOKYO MXで特別編の放映もあります。

試合の舞台裏にまで迫ったドキュメンタリー番組となりますので、そちらも併せてチェックしましょう!

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