RIZINは2022年6月14日、フロイド・メイウェザーVS朝倉未来の試合が今年9月に決定したことを発表。試合は地上波放送ではなく、PPVでのライブ配信となるようです。会見では併せて、RIZINが立ち上げる新たなサブスク動画配信サービスについても報告。新サービスの詳細などをまとめました。

この記事のポイント!

  1. メイウェザーVS朝倉未来戦が決定
  2. 試合の視聴方法はPPV?
  3. RIZINが立ち上げるサブスクサービスの詳細を解説

メイウェザーVS朝倉未来、2022年9月に試合が決定

 

日本の総合格闘技団体RIZINは2022年6月14日、アメリカラスベガスで会見を開き、プロボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー選手(45)とRIZINファイターの朝倉未来選手(29)のビッグマッチが成立したことを発表しました。

対戦は2022年9月に予定され、開催日・ルールなどの詳細は2022年6月中に改めて発表されるようです。

 

 

朝倉未来「マジで話なげぇ」

今回のエキシビジョンマッチの記者会見中、朝倉未来選手がフロイド・メイウェザー選手のあまりの話の長さに自身のTwitterを更新するという一幕も見られました。

 

 

アメリカで開かれた記者会見ということもあり、質問はメイウェザー選手に集中。

自身のキャリアなどについて話が弾んだメイウェザー選手に対し、朝倉未来選手は会見中にも関わらずTwitterを更新し心境を吐露しました。

メイウェザー選手は、ボクシング史上初となる無敗での5階級制覇を達成。

現役時代の通算戦績は50選50勝と、まるで漫画のような記録を残しています。

引退後はエキシビジョンマッチ等に参戦し、こちらでも我々の想像を絶する大金を動かすことでも有名です。

17年8月に行われたUFC2階級王座のコナー・マクレガー選手と対戦では、アメリカ歴代2位のPPV売上を記録し、チケット収入は5,540万ドルとも。

この1戦でメイウェザー選手には約300億円のファイトマネーが支払われたとも言われています。

その後、2018年の大みそかに行われたRIZINでの那須川天心戦も記憶に新しいですね。

一方、朝倉未来選手は、MMA(総合格闘技)の選手。

2015年に「THE OUTSIDER」で2階級制覇を達成し、2018年からRIZINに参戦しています。

ユーチューバーとしても高い知名度を誇り、人気・実力を兼ね備えた選手です。

今回の会見では、「今後世界に名前を売るために利用させてもらいます。倒します」と、シンプルな言葉で意気込みを語りました。

 

メイウェザー「会見だけで150万ドル」

メイウェザーは会見終了後、アメリカのメディアに対し「俺がライブのために来ていくら儲けたか知りたい?1.5(150万ドル)だよ」と語り、世間をざわつかせました。

動画が公開されたのはアメリカのメディア「FightHype」(ファイトハイプ)の公式YouTube。

 

150万ドルと言えば、日本円で約2億円です。

30分話しただけでこれほどの大金が支払われるとは、さすが50戦無敗のレジェンド。

また、別日には「日本のエキシビジョンはいい金額になる。会見だけでも150万ドルはもらわないと」と発言したともされており、”マネー(金の亡者)”の異名通りの言動が話題となりました。

2018年12月31日に行われた那須川天心戦では、10億円のファイトマネーを手に入れたとも報じられているメイウェザー。

今回の朝倉未来戦でも、莫大なお金が動きそうです。

 

蹴ったら罰金5億円!?

今回の試合のルールについてはいまだ詳細が明らかにされていませんが、「蹴ったら罰金5億円」に対してTwitterで次のような投稿をしています。

 

これは2018年のメイウェザーVS那須川天心戦にて交わされた「キック無しのボクシングルール、キックした場合1発につき5億円」の契約を踏まえての発言です。

本当に今回もこのような契約が交わされているのかは定かではありませんが、とどのつまり「スポンサーとして5億円を払うから蹴りを入れろ!」とこのようなお話(笑)。

もちろん、朝倉未来選手も本当に蹴りを入れるつもりはありませんよ!

 

RIZINが動画配信サービスの立ち上げを発表

6月14日の会見では併せて、月額制有料動画配信サービスRIZIN FIGHT PASSの立ち上げも発表されました。

「RIZIN FIGHT PASS」について、RIZINの榊原信行CEOは会見で次のようにコメントしています。

「RIZIN設立当初からあった『世界に向けたコンテンツを作っていこう』という考えのもと、世界中のトップファイターが日本に来ることが可能になってきた今、日本発世界に向けたチャレンジを加速度的にスタートさせていきたい。その1番大きなアクションがサブスクチャンネルを立ち上げること」。

コンテンツの立ち上げにあたっては、株式会社エムアップホールディングスと株式会社Fanplusと連携していく旨を明らかにしました。

 

RIZIN FIGHT PASS設立の背景

今回の動画配信サービスの設立にあたり、連携する株式会社エムアップホールディングスは2022年初めにRIZINとパートナーシップを締結し、RIZINの全試合のPPV配信の権利を獲得。

その後、サブスク動画配信サービスの「RIZIN FIGHT PASS」の立ち上げが決定しました。

株式会社エムアップホールディングスの美藤 宏一郎代表取締役は、次のようにコメントしています。

動画のサブスクはNetflixやAmazonプライムをはじめ、サービスとして成功しているモデル。格闘技ではUFCなどが有名だが、今回『RIZIN FIGHT PASS』を立ち上げることで、日本で初めての格闘技のサブスクモデルを作っていきたい

美藤代表は併せて、「格闘技のPPVは世界のグローバルスタンダードとなっており、『RIZIN FIGHT PASS』もグローバルなサービスとして展開していく」とも話し、日本国内にとどまらないサービス展開を視野に入れていることも明かしました。

また、「格闘技の試合は選手の作り上げた作品。会員制サービスによりマネタイズし世間に届けることで、選手一人ひとりの出演料や引退後の資金として反映するシステムを作り上げたい」とも話されています。

 

RIZIN FIGHT PASSのサービス概要

会見で発表された「RIZIN FIGHT PASS」のサービス概要は次の通りです。

  • RIZIN公式YouTubeチャンネルで公開していた過去のアーカイブ映像を有料化。
  • オリジナルの番組の企画・制作

サービスは、6月17日(金)から18:00~からプレオープンとなりました。

料金はキャンペーン価格として月額550円でスタートし、2022年10月からの本格スタート時には月額800円でスタートするとのことです。

またプレオープンキャンペーンとして、7月2日(土)に沖縄アリーナで行われる格闘技イベント「RIZIN.36」の会員限定独占生配信も予定されています。

同イベントのPPVチケットは、プレオープンと合わせての販売となります。

今後は専用アプリの開発や多言語化、海外電子決済への対応なども検討しているようです。

メイウェザーVS朝倉未来の視聴方法

今回のビッグマッチの放映について、RIZINの榊原CEOはPPVで見てもらうイベントにしたいと話しています。

会見での質疑応答にて

  • 「この試合はPPVのみか、地上波でも交渉はしていますか?」

との質問が挙がりました。

これに対し榊原CEOは次のように回答しています。

脱地上波宣言ではないが、今後の格闘技はPPVでのネット配信がビジネスの基盤になると考える。これは地上波の放映権だけでは多くのお金が選手に還元されないという理由もある。PPVは今や世界的潮流だ。この流れの中でエムアップさんというビジネスパートナーが見つかり、我々としては本格的なライブ配信をすることで収益モデルを確立し、選手に還元できる形を作っていきたい。僕としては完全にクローズドな環境のなかで、PPVで見てもらうというイベントにしたい

また会見では、2022年9月に予定されているメイウェザーVS朝倉未来選手との試合の観戦チケットについて、会員向けに最速販売することも発表されました。

これらの発言からも今のところ地上波での無料視聴は出来ない試合となりそうなので、格闘技ファンの皆さんはチケットが先行販売される「RIZIN FIGHT PASS」への加入を検討されることをおすすめします。

 

PPVとは

PPVとは、「ペイ・パー・ビュー」の略称、動画1本ごとに課金が必要なサービスのことです。

プロレスのサブスク「新日本プロレスワールド」などでも、月額料金に加え、特別な試合ついては、追加料金を支払うことで視聴できるPPVを導入しています。

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記者会見の様子はこちら

RIZIN公式サイトでは、6月14日の記者会見の様子をレポートした記事ページが公開されておりますので併せてご紹介しておきます。

https://jp.rizinff.com/_ct/17548522

 

今後の詳細については、続報を待ちましょう!

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