U-NEXTの動画は録画できる?著作権法や利用規約について徹底調査!

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U-NEXTの動画は録画できる?著作権法や利用規約について徹底調査!

U-NEXTの動画は録画できるの?録画したらバレる?

フリーソフトを使った録画はU-NEXTの利用規約や著作権法に違反するのか調査しました。また、ライブ配信を録画したい場合の解決策もご紹介!

目次

U-NEXTの動画は録画できる?

U-NEXTの動画は録画できる?

U-NEXTの動画って録画できないのかな?

PCやスマホに保存しておけばいつでもオフラインで見られるし、好きな作品は手元に置いておきたい。

でもDVDやBlu-rayを何枚も買うのはお金がかかるし、忙しくて月に何本も見られないからサブスクをずっと契約してるのはもったいないな。

できるならまとめて録画しておいて、あとでゆっくり見たい!

このように思ったことはありませんか?

一度は考えたことがある人も多いのではないでしょうか。

U-NEXTは録画できるのか?

【結論】録画はU-NEXTの規約違反になる

【結論】録画はU-NEXTの規約違反になる

結論からお知らせすると、残念ながらU-NEXTの動画は録画できません。

U-NEXTの利用規約で禁止されているからです。

いやいや、ネットで調べると録画方法を書いた記事がたくさん出てくるじゃないか!

と思った方もいるかもしれません。

たしかに技術的には可能ですが、録画するのはU-NEXTの規約違反になります。

さらには著作権侵害にあたる行為になる場合もあります。

U-NEXTの規約や著作権法をもとに、なぜ録画できないのかひとつずつ解説していきますね。

フリーソフトで動画をダウンロードするのは違法?

フリーソフトで動画をダウンロードすること自体は違法ではありません。

著作者の許可なくアップロードしたり、第三者に販売したりするのは違法です。

じゃあ、私的に利用するだけならいいのでは?

という疑問もあるでしょう。

著作権法には何と書かれているのか調べてみました。

私的利用は一部の例外を除いて認められている

私的利用は一部の例外を除いて認められている
著作権法第30条にはこのように書かれています。

著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。

引用:e-Gov法令検索

家庭内や限られた範囲内で私的に使用するのは認められていますね。

ただし「次に掲げる場合を除き」と書いてあります。

自分自身や家族など限られた範囲内で利用するために著作物を複製することができる。ただし、デジタル方式の録音・録画機器等を用いて著作物を複製する場合には、著作権者に対し補償金の支払いが必要。コピープロテクション等技術的保護手段の回避装置などを使って行う複製については、私的複製でも著作権者の許諾が必要。私的使用目的の複製であっても、違法著作物であることを知りながら音楽又は映像をインターネット上からダウンロードする行為は、権利制限の対象から除外される。

引用:みんなのための著作権教室

例えば、ホームビデオで撮った家族の動画を複製して身内に配るのはOKです。

以下の場合は私的使用であっても複製は認められません。

  • 技術的保護手段を回避して複製する場合
  • 著作者の許諾を得ていない場合
  • 違法でアップロードされたものと知りながらダウンロードする場合

U-NEXTの動画は「技術的保護手段」つまりコピープロテクションでコンテンツが保護されています。保護されているものを解除して複製するのは違法となります。

U-NEXTの利用規約でも禁止されていますので許諾も得られません。

動画ダウンローダーなどのソフトを使用して、許可なくコピープロテクションを解除する行為は著作権侵害にあたるということです。

U-NEXTの規約を確認(第25条 「利用にかかわる禁止行為」)

U-NEXTの規約を確認してみましょう。

第25条にこう書かれています。

1. 利用者は、本サービスを利用するにあたり、次の各号に定める行為を行ってはならないものとします。

(10)本サービスで提供されるコンテンツに施されたセキュリティ、DRM等の技術的保護手段を削除、回避、または無効化する行為

(24) 本コンテンツをコピー、ストリームキャプチャ、複製、複写、配信、アップロード、上映、放映、その他コンテンツの著作権を侵害する全ての行為

引用:U-NEXT利用規約

「DRM等の技術的保護手段」との記載がありますが、U-NEXTやNetflix、Amazon primeなど多くの動画配信サービスで、コンテンツはDRMによって保護されています。

DRMとは?(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)

DRMとは?(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)DRMとは、ひと言でいえば著作権を保護するための技術や施策の総称です。

著作権保護の技術にはいわゆるコピーガードや1回録画可能なコピーワンス、コンテンツの暗号化など数多くの手法があります。

U-NEXTの動画はインテル社が開発したHDCPという暗号化技術によってコンテンツが保護されています。また、視聴期限を設ける施策もあります。

DRM解除するのは違法

著作権法第30条の「技術的保護手段の回避」は「DRMの解除」にあたりますから、DRMを解除して録画するのは違法となります。

私的利用や販売目的かどうかにかかわらず、保護されているものを許可なく解除するのはNGということですね。

U-NEXTを録画したらバレる?

U-NEXTを録画したらバレる?
もし録画した場合、U-NEXT側では誰が録画したかわかるのか?という疑問もあると思います。

私的に利用するだけならバレない

U-NEXTを録画しただけならバレることはないでしょう。

U-NEXTの個人情報保護方針にも特にそのような記載は見当たりません。個人情報が適切に保護されているのでしょう。

(2)事業を通じて当社が自動的に取得する情報

・タイトルの選択や視聴等、お客様によるサービス利用に伴って自動的に送信される行動履歴(閲覧URL、参照URL、視聴コンテンツ、動画の再生・停止・再生時点など)

・ご利用料金、お支払い状況、お支払日等のご請求、お支払いに関する情報

・お客様の操作によるHTTPリクエスト情報(IPアドレス、ブラウザ、オペレーティングシステム、リクエスト日時など)

引用:個人情報保護方針

違法アップロードや第三者に販売するとバレる

違法に複製した動画をインターネット上にアップしたり、許可なく第三者に販売するとバレる可能性があります。

著作権法侵害の事例としては漫画村の事件が有名ですね。

違法コピーした漫画を無料で閲覧可能にした海賊版サイト『漫画村』の運営者が著作権法違反の疑いで逮捕・起訴され、有罪判決を受けた事件です。

「漫画」という著作物を許可なくインターネット上にアップロードしたことから、KADOKAWA、集英社、小学館が損害賠償を求めて訴訟を起こしたという事例です。

このように、著作権侵害によって損害を与えた場合には逮捕されることもあります。

【代替案】U-NEXTの動画ダウンロード機能を使う方法

【代替案】U-NEXTの動画ダウンロード機能を使う方法

U-NEXTには公式にダウンロード機能があります。

録画できないかわりに、U-NEXTのアプリならスマホやタブレットに動画をダウンロードできます。

ダウンロードはアプリのみ

ダウンロードする使用目的として、外出時にオフラインで見れるようにといった意図なので、PCにはダウンロードできません。

する必要がないからということだと思います(ノートパソコンで見るかもしれないじゃん!というのは蛇足です)。

公式に許可されているサービスなので違法ダウンロードではないですね。

ダウンロードするとDRM解除されるの?という疑問もあるかと思います。

ダウンロードの視聴制限

ダウンロードした動画もDRM保護されています。

ダウンロードできる本数や再生期限に制限があるのはDRM保護されているからです。

  • ダウンロードできない作品もある
  • 一度にダウンロードできるのは25作品まで
  • 再生期限は48時間

「2日以内に見なきゃ!」と思いますが、再生期限が切れても再ダウンロードすれば視聴できますよ。

最後に、よくある質問にお答えしていきます。

U-NEXTの録画についてよくある質問

U-NEXTの録画についてよくある質問

レコーダーに録画はできる?

WOWOWやスカパー!などの有料放送は録画できるよね?
その感覚なんだけど、なんで動画配信サービスは録画できないの?

WOWOWやスカパー!はコピーガードはありますが「1回録画可能(コピーワンス)」なのでレコーダーには録画できます。

ただし、Blu-rayやDVDなどにダビングするとHDDからは消えます。

移動はできますが複製はできません。

認められているコピー制限の範囲内なら録画できるということです。

ちなみにYouTubeTikTokはDRM保護されていませんので、ダウンロードしても大丈夫です。

ただし、違法でアップロードされたものと知りながらダウンロードするのは違法です。

(ややこしい!)

重大な過失(著しい不注意)により「違法アップロードされたものとは知らなかった」ならセーフですが、「著しい不注意」を証明するのは難しそうですね。

スマホで録画したら画面が真っ黒になる理由は?

コピーガードがかかっているからです。

HDCPにより暗号化されたコンテンツは、非認証のデバイスやコピーするために改造された機器には表示させない仕組みになっています。

「HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)」とは、デジタルコンテンツの不正コピーを防ぐための保護技術です。

インテルが開発したいわゆるコピーガードの技術のひとつで、配信する側から映像や音声を伝送する際にコンテンツを暗号化してコピーを防止します。

iPhoneで画面録画はできる?

画面録画したコンテンツを私的に使用するだけなら違法ではありません。

ただし、利用規約ではストリームキャプチャも認められていませんから、許可がないので画面録画はできません。

また、フリーソフトなどでコピーガードを解除して録画した場合もDRM保護の解除となるので、利用規約違反です。

U-NEXTのライブ配信は録画できる?

ライブ配信も同様に録画はできません。

そもそもなぜコピーを禁止するのか?

  • 複製した作品を許可なく配布されてしまう
  • 無料で配布されると有料会員が増えない
  • 利用者がいなければビジネスとして成り立たない
  • 著作者に対する著作権侵害の責任が問われる

このように、U-NEXT側の不利益になる可能性があるからです。

個人で楽しむためのニーズには十分応えていますし、サブスクとは月額料金を支払うことで多くの作品が楽しめるというサービスです!

ライブ配信はライブで見るのが醍醐味ですが、もし見逃してしまった場合には見逃し配信がありますよ!

【見逃し配信を活用しよう】

見逃し配信は以下のような種類があります。

  • アカウントがなくても視聴できる作品
  • アカウントがあれば視聴できる作品
  • 月額プラン利用中であれば視聴できる作品
  • チケット購入すると視聴できる作品

「アカウントがなくても視聴できる」とは、無料で見逃し配信が見られるわけではなく、コンビニなどでギフトコード(U-NEXTカード)を購入すれば、アカウントなしで有料のライブ配信が見られるという意味です!

ギフトコード(U-NEXTカード)の使い方はこちらの記事で解説しています。
U-NEXTカードのメリットは?ギフトコード使い方を徹底解説!

まとめ:U-NEXTの録画は規約違反なので非推奨

ここまで、U-NEXTの動画は録画できるのか調査してきました。

まとめはこちら

  • U-NEXTの利用規約では録画禁止
  • DRM保護を解除するのは著作権法違反
  • 公式のダウンロード機能を推奨

録画できなくてもダウンロード機能がありますし、ライブ配信を見逃したら見逃し配信もあります。

いつでもどこでも好きな作品が見られるのがU-NEXTのメリットです。

録画するより「観たいときに観る」ほうが、結果的により多くの作品を楽しめるかもしれませんよ!

国内最大級の作品数を誇るU-NEXTで、多くの作品を楽しみましょう!

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