おむつのサブスク【手ぶら登園】とは
保育園に子供を預ける際に、おむつやおしり拭きを持っていくのが面倒くさい…と感じたことのある保護者は多いのではないでしょうか。
この【手ぶら登園】は、そういった親の負担を解消すべく始まった保育所向けのおむつのサブスクなんです。
今かなり注目を集めており、なんと「日本サブスク大賞2020」ではグランプリを受賞。
今回は、そんな手ぶら登園のサブスクについて気になるサービス内容や利用料金、口コミなどを徹底調査したので、1つずつ解説していきます。
小さいお子さんがいるご家庭は必見ですよ!
※「サブスクとは?」についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒サブスク(サブスクリプション)とは?本当の意味や種類、サービスを利用する時のメリットデメリットを解説します
手ぶら登園のサービス内容
手ぶら登園は、冒頭でもお話ししたようにおむつのサブスクです。
サービス内容としては、保護者が毎日おむつやおしり拭きを持っていかなくても良いように、保育園に直接この2つが届くというもの。
月額定額料金を支払うだけでおむつとおしり拭きが保育施設に届き、さらにはサイズ・枚数関係なく何枚でも使い放題なんです!
そのため、毎日子どもの登園時におむつを持って行かなくてはいけない、おむつに毎回名前を書くのが大変、荷物が多くて子どもと手が繋げない…などといった悩みが解決。
保育園に子どもを送る際は何かと荷物が多くなると思うので、少しでも荷物が減るのはありがたいですよね。
また、この手ぶら登園は保護者だけに嬉しいサブスクではなく、保育園にとってもかなり嬉しいメリットがたくさんあります。
それぞれどういったメリットがあるかを簡単に見ていきましょう!
デメリットも合わせてご紹介します。
保護者側のメリット①:おむつに名前を書かなくていい
他の園児と混ざることが無いよう、通常であれば保護者がおむつに子どもの名前を書いて持って行くというのが多いのですが、手ぶら登園を利用すれば保育施設におむつが直接届くので、名前を書いて持って行かなくてもOK!
おむつが使い放題になっているため、個別に分ける必要がなくなるんです。
これはかなり時間のロスを防ぐことができますね。
保護者側のメリット②:おむつを持って行かなくていい
前述と同じように、手ぶら登園を利用すれば保育施設におむつが直接届くので、わざわざ登園時に家からおむつを持って行かなくてよくなります。
保護者側のメリット③:おむつをストックしておかなくていい
毎日登園時におむつを持って行くとなると、家で使う分以外にも多めにおむつをストックしておく必要があります。
しかし手ぶら登園なら家から持って行く必要がないので、ストックしておかなくても平気なんです。
保育園側のメリット①:管理が楽になる
保育園には多くの子どもが預けられます。
例えば一つの保育園に全部で30人の子どもがいたとしましょう。
そこで一人当たり平均5枚のおむつを持参したら、保育園側は毎日150枚のおむつを管理することになります。
ですが、手ぶら登園に加入すれば保育園に直接おむつが届き、どの子どもにも同じおむつが使えるため、保育士さんの負担をかなり軽減することができるんです。
保育園側のメリット②:おむつを頻繁に取り換えられる
なんといっても手ぶら登園はおむつが使い放題!
そのため、おしっこが出たら少しの量でもすぐに取り換えられるので、子どもたちのおしりを常に清潔に保つことができます。
これは保護者にとっても嬉しいポイントですね。
保育園側のメリット③:おむつの補充依頼をしなくていい
ほとんどの保育園では、持参してもらったおむつが無くなると保護者の方におむつ補充の電話をするそうです。
しかし、子どものお世話で忙しいときは、その電話の時間すら取るのが難しいことも…。
手ぶら登園はそういったおむつ補充の依頼も必要ないので、保育士たちの手間を省くことができます。
デメリット①:おむつの銘柄が選べない
おむつの銘柄がムーニーかマミーポコしか選べないため、それ以外のおむつがどうしてもいいという家庭には合わないかもしれません。
デメリット②:利用できる保育園が限られている
徐々に導入している保育園は増えていますが、まだな地域も多いです。
そのため利用できる保育園が限られているのがデメリットになってしまいます。
デメリット③:年齢によってお得感が分かれる
保育園に通う子どもの年齢によっては、あまりおむつを利用しない年齢もいます。
大きくなればなるほど回数は減りますよね。
お得感が感じられないとサブスクを解約してしまいたくなるでしょう。
全国で導入しているところは?
全国で見ると、なんと2,290か所以上の保育園が手ぶら登園を導入しています。
関東エリアだけでも1,304か所!
手ぶら登園の料金プラン
こんなに素敵なサブスクなら、月額利用料金も高いのでは?と気になるところ。
実は手ぶら登園の定額料金は、なんとおしり拭きまで付いて月額3,278円!
このサブスクがスタートする前に、「たくさん使ってもこれくらい」という保育所のおむつデータを調査してから値段設定に至ったそうですが、この月額3,278円という値段は自分でおむつを買うのとほぼ同じくらいの金額なんだそう。
そのため、定額制で契約しても毎月ほとんど損しないという絶妙の値段設定になっているので、手ぶら登園のサブスクを利用しているところが多いようです。
手ぶら登園の支払い方法
手ぶら登園の支払い方法は、クレジットカードまたは口座振替の2つから選べます。
※口座振替の場合は手数料が毎月100円(税別)かかるのでご了承ください。
手ぶら登園の退会・解約方法
手ぶら登園を解約する場合は、毎月25日までに申請をしましょう。
25日までに手続きが済めば、翌月分より解約となります。
解約方法は、マイページの「子ども情報」⇒「紙おむつサービス詳細」⇒「解約する」で簡単にできますよ!
手ぶら登園は、保育園を欠勤した分の日割りでの返金対応は行っていないので要注意。
手ぶら登園の口コミ・評判
実際に手ぶら登園を利用している人の口コミは見当たらなかったのですが、保育園に導入してほしいという声がTwitterで見られました。
保育園を決める際に、
— Kanako Honda / 本田 華奈子 (@kanako_honda) July 31, 2021
・コドモンの導入
・手ぶら登園対応
してることが決め手だった。保育園のような独自のオペレーションやレギュレーションが存在する領域でも、本質的な価値があればサービスは入ってく。どちらのサービスも明確な課題に訴求していて利用してて本当満足。https://t.co/hA2J2lWHcS
また、手ぶら登園の公式HPでは以下のような口コミも見られましたよ!
・おむつはサイズが大きくなるにつれて単価が上がるけど、それが使い放題というのはお財布にも優しい!
・おむつ何枚にも名前を書いて持っていくのが大変でしたが、このサブスクを使うことでそこから開放されたので、共働きの我が家にはありがたかったです。
保育園に手ぶらで行く時代
おむつのサブスク手ぶら登園は、保護者にも保育園にもメリットのある素敵なサービス。
お子さんを持つ保護者であれば、誰もが興味深いサブスクではないでしょうか。
手ぶら登園を利用して、少しでも毎日の登園の手間を省きませんか?
コメント
コメント一覧 (5件)
めちゃくちゃ良いです
とっても便利で準備が格段に楽になりました!上の子の時は名前を書いて持参していましたが下の子の時に導入され、「こんなに準備が楽になるものなのか…」と実感しました。朝のドタバタな時に名前を書き忘れていた時には本当に気持ちのゆとりがなくなり…もっと早くから知りたかったです。子供と接する時の気持ちのゆとりの大切さを教えてくれたサービスです。
保護者側は買う手間、名前書きから解放されるし、先生側もおむつ管理が楽になっているとのことで、一石二鳥でとても良いサービス!もっと広まってほしい!
まだまだアナログでの手続きが多い教育現場で、ネットでの登録が簡単でよかったです。
コロナで保育園休園の場合の対応などもよかったです。
高すぎる…
普通にオムツを買う値段と変わらないとあるが、
まず枚数をそこまで使わない家庭にとっては大損害!
うちの園は強制で、安く契約できたドヤァァァって感じの園長なんですが、1日6時間くらいしか預けておらず、金額が倍以上になる…しかも双子なので毎月3000円近く、、年間3万円も捨てていることになる。抗議しても全員絶対!の一点張り…
なんだかなぁ…保育士さんの負担軽減できるのはいい事だけどなんで家庭の負担が激増されなきゃいけないんだろう…給料はいきなり増えないし。私はサブスク断固反対です。