『推しが上司になりまして』ネタバレあり!ドラマ版最終回と原作最新情報

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『推しが上司になりまして』ネタバレあり!ドラマ版最終回と原作最新情報

引退した推しが上司になるという前代未聞の事態を描いたことで話題の『推しが上司になりまして』。ドラマ版最終回では2期を思わせる終わり方でした。原作は果たして?原作単行本とドラマ版の配信サイト情報をネタバレを交えてお伝えします!

目次

『推しが上司になりまして』全体のあらすじ

『推しが上司になりまして』は原作:東ゆき、漫画:森永いとによるラブコメ作品です。

まずは、全体のあらすじをご紹介します。

最推しの舞台俳優・桐生斗真が突如引退し、悲しみに暮れていたOL・中条瞳。ボロボロの瞳が出社すると、なんと目の前に引退したはずの斗真が・・・!!

実は斗真は瞳が務める会社の御曹司・高城修一だったのだ。斗真が上司として表れパニックになった瞳は、そっけない態度で距離を取ってしてしまう。一方、修一は幼いころから英才教育を受けてきたものの、初めての実務にはなかなか慣れない。そんな修一が困っていることを見抜いた瞳は、陰ながら修一をフォローすることに。瞳のフォローに気づいた修一も、それに応えるように上司として・人間として頼れる存在となっていき、二人は徐々に惹かれあっていく。

引用:『推しが上司になりまして』原作公式サイト

推しとオタクという関係から、恋愛に発展していくストーリーの『推しが上司になりまして』。タイトルに推しという言葉こそあるものの、少女漫画の王道的展開がうまく混ぜ込まれており、推しがいる人もいない人も楽しめる作品となっています。

『推しが上司になりまして』ドラマ版キャスト&配信情報

『推しが上司になりまして』はテレビ東京のドラマNEXT枠内(毎週水曜深夜24時30分〜)でドラマ化されました。2023年12月20日が最終回となっており、現在は放送終了していますが、U-NEXTでは現在も全話配信中です!

中条瞳役、瞳の分身となる『小天使』(役:鈴木愛理)

アイドルとして経歴をスタートさせ、女性ファンも多い鈴木さん。

推される立場として、瞳のような女性ファンの熱い気持ちを、肌で感じる機会もたくさんあったはずです。

そんな経験をもつ鈴木さんが瞳を演じたからこそ、視聴者は瞳の心情を、よりリアルに感じ取れたのではないでしょうか。

桐生斗真=高木修一(役:片寄涼太-GENERATIONS-)

原作の修一は、ややクールな印象を受けます。

そんな修一を演じた片寄さんは、「かっこよさとかわいさのギャップがたまらない!」とファンの間で評判です。

劇中、慣れない会社での仕事に戸惑う修一を、瞳がこっそりフォローするシーンがあります。そのようなシーンでは、フォローしてあげたい!と視聴者にも思わせてしまう。

そんな人懐っこく暖かな魅力を、修一にプラスできたのは、片寄さんの力だったのではないでしょうか。

ドラマ『推しが上司になりまして』最終回のネタバレ

瞳と修一が勤める会社、TKGカンパニーの大きなイベント当日。着々と会場準備が進む中、イベント出演を依頼していた修一の俳優時代のライバル淳也が会場に向かう途中で事故にあったとの一報が入ります。

淳也は、足の骨折のみで命に別状は無いものの、その日のイベント出演はキャンセルに。

代役がキャスティングできず、イベントの開催そのものが危ぶまれますが、事情を知ったTKGカンパニーの取引先であるインスパイアの大石が、代役として修一を指名します。

突然の指名に修一が戸惑っていると、病院にいる淳也から電話が。

淳也に、自分の代わりに舞台に立って欲しい、他のヤツならこんなことは言わない、と説得された修一は、代役を引き受けることを決意。結果、イベントは大成功に終わります。

イベント終了後、控室で親しげに話す瞳と修一。その様子を、イベントの取材に来ていた女性記者、原田に見られてしまいます。

原田もまた、瞳と同じく、俳優:桐生斗真のオタク。

イベントの取材中、舞台に立つ修一を見て、その人物が引退した俳優の桐生斗真であると気づいていたのでした。

原田は廊下を歩く瞳に少し話を聞きたいと声をかけ、人気の無いスタジオで斗真との関係を瞳に問い詰め、斗真と別れるよう責め立てます。

それに対し瞳は、桐生斗真ではなく、高木修一を好きになったと答えますが、高木修一と桐生斗真の区別ができず、声を荒げる原田。

そこに瞳を探していた修一が現れ、2人の仲裁に入ります。

原田は、修一に俳優に戻るよう訴えますが、もう自分は俳優の桐生斗真ではなく、TKGカンパニーの高木修一として生きていく覚悟ができていると、はっきり伝える修一。

まだ、桐生斗真の存在が忘れられない原田の心境が、手に取るようにわかる瞳は、自分にとってもいまだに桐生斗真が大きい存在であることを話し、原田の気持ちに寄り添うことで、同じ推しを持つオタク同士、意気投合します。

修一は原田に、これまで応援してくれたことへの感謝と、傷つけてしまったことに対して謝罪しますが、いたたまれなくなった原田は、勢いよくその場を立ち去ります。

その際、原田が瞳にぶつかってしまい、瞳は階段から落下。気を失ってしまいます。

気づくと、会社の上司・同僚に囲まれていた瞳。「高木部長は?」と聞き、修一を探しますが、上司・同僚はそんな人はいないの一点張り。

推しである斗真が、高木修一として上司になり、さらには部下である自分と付き合うようになるなんて、斗真が好きすぎるあまり見ていた夢だったんだ、と思った瞳は、修一の名前を呼びながら泣き崩れてしまいます。

ですが、それこそが夢でした。「瞳!!」と呼ぶ声で目を覚ますと目の前には修一が。

ずっと瞳のそばにいるという言葉をかけられ、抱き寄せられた瞳もまた、泣きながら修一を抱きしめて、言葉に応えるのでした。

ラストシーンは、イベントも大成功を収め、晴々とした気持ちで旅行に出発する瞳と修一。

これがドラマ版の最終回となりました。

『推しが上司になりまして』原作16・17巻のネタバレ

『推しが上司になりまして』のドラマ版の最終回のラストは、瞳と修一が旅行に出発するシーンで締めくくられています。

一体どんな旅行になったのでしょうか…?その様子は原作16・17巻で描かれています。

『推しが上司になりまして』原作16巻ネタバレ

ドラマ版最終回の待ち合わせシーンでは、瞳は箱根のガイドブックを持っていましたが、原作での旅行先は金沢に設定されています。

修一が好きな映画『おじいちゃんの色』のロケ地を巡る聖地巡礼の旅です。

レンタルした着物を着て聖地巡礼をする瞳と修一ですが、修一の和服姿のあまりのかっこよさに、いつも通り瞳は挙動不審と妄想が止まりません。それはもう心の声が口に出てしまう程に。

そんな瞳が、落ち着きを取り戻して修一の話に耳を傾けたのが、映画の主人公が加賀友禅の職人になることを決意したシーンのロケ地。

お芝居で悩み、試行錯誤していたときに『おじいちゃんの色』を見た修一が、好きなことにがむしゃらに努力する主人公の姿に背中を押された経験。

それが、修一がこの映画が好きな理由でした。

インタビューでも語られなかった話を、瞳だから、という理由で打ち明けられた瞳。

今まで修一が誰にも見せてこなかった、弱さを含んだ気持ちに触れられた喜びを、舞い上がることなく噛みしめます。

その後、到着した旅館では、2人きりで静かに過ごせる離れの部屋に案内されますが、ここでも瞳は、修一を意識するあまり挙動不審になり、修一に笑われます。

2人それぞれ温泉に入り、食事も済ませたタイミングで、以前答えを聞きそびれていた、また俳優に戻りたいのでは?という質問を投げかける瞳。

それに対し修一は、自分が俳優を引退した理由を瞳に打ち明けます。

その理由とは、修一が俳優になることを猛反対していた父親から出された条件でした。

10年俳優をやってみて、その間に映画の主演になれなければ引退して父親の会社を継ぐ。

この条件を飲み、俳優を始めた修一でしたが、10年の間に映画の主演にはなれず、父親との約束通り俳優を引退。

自分で条件を飲み、納得したからこそ今は父親の会社にいる、と修一は言います。

ですが、瞳はこの話に納得がいきません。

お芝居の話をする修一が苦しそうに見えていたことと、修一に好きなことをして幸せでいて欲しいと思うあまり、俳優に復帰するよう勧める瞳。

自分で納得して俳優を引退したことにプラスして、今は瞳と過ごす時間も大事にしたいと考えている修一。

2人の意見はすれ違い、喧嘩になってしまいます。

・聖地巡礼のときに、スマホのインカメでツーショット写真を撮るシーンがあります。  ばっちりイケメンに映る修一と、半目になってしまい映りの悪い瞳。 筆者もイベントで推しとのツーショットを撮ったときに、かっこよく映る推しと映りの 悪い自分という、まるで同じ状況になったことが何度もあります。 なんでこんなことまで描かれているんだろう?!と思わず笑ってしまいました。
・いくら修一自身が、俳優を引退して会社を継ぐことに納得しているとは言っていても、 オタクとして修一の努力する姿も見ていて、さらには聖地巡礼のときに打ち明け話まで 聞いた瞳からすれば、すぐには納得できないのも無理はないのではないでしょうか。お 互いを想うが故のすれ違いは切ないですね…。

『推しが上司になりまして』原作17巻ネタバレ

旅行中の喧嘩で落ち込んでしまった瞳は、同僚の素子の家へ。

旅行中に修一と喧嘩になったこと、修一に好きなことをしていて欲しいこと、お芝居をしている方が幸せだと思っていることを話します。

それを聞いた素子は、修一は果たして今不幸なのか?という疑問を投げかけました。

すると瞳は、修一の気持ちをきちんと聞けていなかったことに気づき、修一の決めた事を応援すると伝えようと決心します。

その一方で、多忙なスケジュールをこなしつつも、瞳とすれ違ってばかりなことを気にする修一。ある日、俳優時代の後輩和樹と、ライバル俳優であった淳也の2人から食事の誘いを受けます。

その食事中にも、和樹と淳也の2人から俳優に復帰して欲しいこと、斗真が引退した今でもまだ斗真の存在が色濃く残っていることを告げられますが、和樹から唐突に「社内恋愛とかないの?」と質問されます。

あくまでも知り合いの話、と前置きをして瞳と喧嘩してしまったことを話す修一ですが、和樹と淳也には修一自身の話だとすぐにバレてしまいます。

修一の話を聞いた和樹は、瞳がただひたすらに修一の事しか考えていないこと、淳也は修一が瞳に1番大事な事を伝えていないと指摘。

指摘を受けた修一はすぐに食事の場を後にして、瞳の住むマンションへ向かいます。

修一がマンションの前に到着すると、そこへちょうどコンビニから帰って来た瞳が現れ、再会できた2人。

修一は瞳を抱きしめ、感情的になり喧嘩してしまったことを謝り、瞳もまた、修一の気持ちをきちんと聞けていなかったことを謝ります。

修一は瞳を抱きしめたまま、瞳が好きだということ、自分の幸せは何よりも瞳と一緒にいることだと告げます。瞳もまた同じ気持ちであることを修一に告げ、そのまま2人は1夜を共にします。

少女漫画の王道的な展開ではありますが、これもこの作品の良いところのひとつ!修一と瞳には推しとオタクという背景があることを考えると、ここでやっと2人が対等な位置づけになれたように思いました。

『推しが上司になりまして』の原作はどこで読める?

『推しが上司になりまして』の原作は各電子書籍サイトで配信されています。

配信中のサイトを以下にまとめました。

1〜最新17巻までの単行本版は各220円(税込)です。

単行本の1〜6巻までと7〜12巻までをそれぞれまとめて収録した合本版も各880円(税込)で配信されており、合本版には修一目線のショートストーリーも収録されています。

配信されている電子書籍サイトの、料金プランなどについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

推しとオタクの壁を超えた2人の今後はいかに

すれ違いを経てお互いの気持ちを伝え合い、無事修一と瞳が仲を取り戻し丸くおさまった17巻を読んで、少々意地悪な展開を期待してしまいました。

それは瞳に新たな推しができたとしたら、そしてその新たな推しが修一も知る人物だとしたら、2人の関係はどうなるのだろう?というものです。

2024年の初夏というざっくりした情報しか今はありませんが、18巻の配信予定が発表されています。

また、ドラマ版では、修一と瞳が旅行に出発するシーンがラストシーンだったことから、ドラマ版2期の制作が予定されている可能性もありますよね!

推しとオタクという壁を乗り越え、恋人同士となった修一と瞳の今後は是非、ご自身の目で確かめてみてください。

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