2024年9月3日(火)、東京・有明アリーナにて行われた「世界スーパーバンタム級4団体統一世界王者防衛戦 12回戦」は、同級王者の井上尚弥が、挑戦者でWBO同級2位のTJ・ドヘニーに、7R16秒のTKO勝利。
井上尚弥vsドヘニー戦の結果概要
2024年9月3日(火)、東京・有明アリーナにて行われた4団体統一世界スーパーバンタム級王座防衛戦で、井上尚弥選手がTJ・ドヘニー選手に7回16秒TKO勝利を収めました。
井上尚弥は、ドヘニーのパンチの威力を探りながら、終始落ち着いた様子でドヘニーに対峙し、7ラウンドにロープ際でドヘニーにパンチの連打を叩き込み、圧倒的な強さを見せつけました。
ちなみに、この日のリカバリーは
・井上尚弥:7.4Kg
・TJドヘニー:11Kg
だったようです。
試合経過のハイライト
ネリ戦の時とは違い、井上選手は第1ラウンドはかなり慎重な立ち上がりでした。。
ドヘニー選手は変則的パンチを繰り出したり、後ろ重心の構えで井上選手の攻撃をガードしていましたが、第7ラウンド開始直後、ロープ際で井上選手のコンビネーションのパンチを受けたドヘニー選手が、腰を押さえてギブアップし、レフェリーが試合をストップしました。
試合後のコメントによると、前のラウンドで腰の神経を痛めてしまったようです。
井上尚弥の戦績更新
この勝利により、井上選手は以下の記録を更新しました:
- 日本人最多の世界戦通算23勝を達成
- 日本人世界戦連続KO記録を9に更新
井上尚弥の試合後コメント
井上選手は試合後、次のようにコメントしています:
「試合内容としてみなさんの満足いくような結果ではないとは思いますが、長くやっていればこういう試合もあるので次に期待して欲しい。まだまだ未完成。決して今日の試合内容は自分の出来の悪さじゃなく、ドへニーのキャリア、試合運びのうまさだったと思う」
今後の試合予定
トップランク社のボブ・アラムCEOは、井上選手の今後の試合予定について以下のように述べています。
- 年内に東京でもう1試合の可能性
- 2025年にラスベガスでの大型イベント構想
恐らく、12月24日に「サム・グッドマン」と対戦するでしょう。
元々9/3の対戦予定で話を進めていたようですが、サム・グッドマンが別の試合を予定していたため、9/3の試合は、今回のTJドヘニーに変更された経緯があります。
ちなみに、サム・グッドマンは、19戦19勝(8KO)無敗の戦績で、去年はTJドヘニーとも戦っています。
その試合の結果は、サム・グッドマンの判定勝ちでした。
そして、来年のラスベガス興行では、WBA世界スーパーバンタム級王座挑戦権を獲得している「ムロジョン・アフマダリエフ」が濃厚と見られています。
そして、これはまだ噂レベルですが、2025年後半には東京ドームで「中谷潤人」との対戦が!?
現在、WBC世界バンタム級王者である中谷潤人が、階級を一つ上げ、井上尚弥と激突。
そんな噂がSNSで流れています。
これが実現すれば、来年のボクシング界も大いに盛り上がることでしょう。
Lemino(レミノ)での見逃し配信情報
井上vsドヘニー戦を含むダブル世界タイトルマッチの見逃し配信が、NTTドコモの映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で行われています。
- 視聴方法:Leminoアプリまたはウェブサイトから
「試合別の見逃し配信」となっていますので、もう一度見たい方、リアルタイムで見られなかった方は、急いでLemino(レミノ)へアクセス!
セミファイナルの、武居由樹vs比嘉大吾の白熱した試合もおすすめです!
本作品の配信情報は2024年9月11日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
ちなみに、Lemino(レミノ)では、下記のようなコンテンツも視聴できます。
- 「井上尚弥オリジナルチャンネル」
- 過去の世界タイトルマッチ
- 密着ドキュメンタリーシリーズ
- 大橋ボクシングジム主催の「フェニックスバトル」ライブ配信
井上尚弥の今後の課題と展望
井上選手自身は「まだまだ未完成」と述べており、さらなる成長の余地を示唆しています。
果たして、来年以降、一つ階級を上げフェザー級へ転向するのか?
ファンは、井上選手のさらなる記録更新と世界ボクシング界での活躍に期待を寄せています。
コメント