冷凍パンっておいしいの?
全国各地にあるおいしいパン屋さんのパンが毎月自宅に届くサブスク「パンスク」。
その土地に根ざした有名なお店や、地元では評判のパン屋さんの商品が月替わりで送られてきます。
「パンは焼きたてがおいしいのに宅配なんて…」と考える方も多いかと思います。
しかし、「パンスク」一番のこだわりは冷凍技術!
届いたパンを自然解凍させトースターで温め直すだけで、焼きたてのおいしさが自宅でも味わえるんです。
とはいえ、一言で説明されてもなかなか納得できないですよね(笑)
そこで今回は、「パンスク」の冷凍技術について迫ってみたいと思います。
サービスの詳細についてはこちらからどうぞ。
パンのサブスク【パンスク】とは?サービス内容・月額料金・解約方法・評判を解説
「パンスク」誕生の背景
「パンスク」は、2017年に創立した株式会社パンフォーユーによって、2020年2月26日に開始したサービスです。
パンフォーユーを立ち上げたのは、現在同社の代表取締役である矢野健太さん。
地方に貢献できるビジネスの立ち上げを模索しているなか、冷凍パンメーカーとの出会いが「パンスク」誕生のきっかけとなります。
もともと外食好きだったということもあり「食」への関心は高かった矢野さん。
けれど、記憶に残るほど「おいしいパン」と出会った経験は無く、先述の冷凍パンメーカーのパンを食べたときに初めて「美味しいパン」があることに気づいたのだとか。
そんな体験から、地域の独自性や強みを発揮できるパンと冷凍を組み合わることで、自身の抱いていた「魅力ある仕事を地方に作りたい」という想いを実現できると確信。
2017年にパンフォーユーを立ち上げ、2020年に現在人気急拡大中の「パンスク」をスタートさせました。
「パンスク」の冷凍パンがおいしい秘密
ここからが本題です。
冷凍パンなのになぜ焼きたてのおいしさを維持できるのか!
パンスクのパンは鮮度を保つ特殊な袋を使って冷凍します。
冷凍技術は現在国際特許出願中です。
また「冷凍のタイミング」も重要なポイント。
パンスクで届くパンは焼きたての状態を冷凍しています。
冷凍することでパンの劣化を防ぎ、もちもち感とふわふわ食感を維持することができるんです。
というのも、パン生地の原料となる小麦粉にはでんぷんが含まれています。
でんぷんは、熱と水を加えることで糊化(こか)=粘り気のある状態となり、パン生地をもちもちとした食感を再現してくれるんです。
時間の経過とともに、そのでんぷんから水分が抜けパンが固くなるのですが、独自の冷凍技術により、水分量を維持し生地のもちもち感を保ちます。
実際、日本食品分析センターの検査では、「パンフォーユーの冷凍パン」は「1日常温で置いたパン」と比較し、品質が高いことが実証されているんです。
「硬さ」「噛み応え」「粘り」「凝集性」「弾力性」の5つの項目での比較でも、常温のパンと同じ数値かそれ以上の数値を記録。
特に「粘り」の項目では、常温のパンと大きく数字を離し、高い数値を記録しています。
パン屋さんにとっても嬉しいサービス
「パンスク」は、地方のパン屋さんにとっても嬉しいサービスなんです。
一般的に配送が難しいと言われていたパン。
ですが「パンスク」の独自の冷凍製法により、自分たちで作ったパンを焼きたてのおいしさのまま全国各地の家庭に届けることが可能になりました。
これはパン業界にとっては革新的な出来事なんです!
立地や売り場面積によっても売上が左右されるパン屋さん。
おいしさが保てる冷凍技術により、店頭以外の販売機会を得ることができます。
提携パン屋さんは順次拡大中です。
パンスクの利用プラン
「パンスク」のプランは1つだけなのでとてもシンプル。
1回の配送で、全国のいずれかのパン屋さんのパンが8個前後届きます。
料金は、1回の配送につき3,990円(税込)が発生する形です。
配送頻度は2週間に1回 、1ヶ月に1回 、 2ヶ月に1回の中から選べます。
なお現在は人気につき登録は順番待ちとなっており、HPから申し込みし登録されるのを待ちましょう。
「パンスク」で全国のパンを食べ歩き!
今回は「パンスク」で届く冷凍パンの秘密に迫ってみました。
自宅に居ながら全国のパンが届くサービスなので、パン好きの皆さんは是非試してみてくださいね!
詳細はHPからご確認を!
コメント