井上尚弥 vs TJ・ドヘニー戦:4団体統一王座防衛戦の見どころと予想

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井上尚弥vsTJドヘニー

2024年9月3日、東京・有明アリーナで行われる井上尚弥vsTJドヘニーのWBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチについて、試合の見どころや視聴方法、選手情報など、ボクシングファン必見の情報を網羅的に解説します。
「モンスター」井上直哉の、4団体統一2度目の防衛戦に注目です!

目次

対戦カードの概要

2024年9月3日(火)、東京・有明アリーナにて、ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が、元IBF王者TJ・ドヘニーを相手に4団体統一王座防衛戦に挑みます。
この試合は、NTTドコモの動画配信サービス「Lemino」で独占生配信されます。

井上尚弥のプロフィールと戦績

井上尚弥は、大橋ボクシングジムに所属する31歳のプロボクサーです。
戦績は27戦27勝(24KO)無敗で、圧倒的な成績を誇ります。
主な獲得タイトルは以下の通りです:

  • 元WBC世界ライトフライ級王者
  • 元WBO世界スーパーフライ級王者
  • 元WBA世界バンタム級スーパー王者
  • 元IBF世界バンタム級王者
  • 元WBC世界バンタム級王者
  • 元WBO世界バンタム級王者
  • 元バンタム級史上初4団体統一王者
  • 現世界スーパーバンタム級4団体統一王者

井上選手は、日本ボクシング界の史上最高傑作とも呼ばれ、アジア人初、史上二人目の4団体統一王者という記録を持っています。

TJ・ドヘニーの実力と特徴

TJ・ドヘニーは、アイルランド出身の37歳のプロボクサーです。
戦績は30戦26勝(20KO)4敗で、WBO世界ランキング2位の実力者。
主な獲得タイトルは以下の通りです:

  • PABAスーパーバンタム級王座
  • IBF世界スーパーバンタム級王座
  • WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王座

ドヘニーは攻守のバランスが取れた選手で、恵まれた体格とフィジカルを活かしたオフェンス、L字ガードを活かしたディフェンスを武器に戦います。

プロボクシングの階級

現在、プロボクシングの階級は、下記のように細かく別れています。

・ミニマム級 (47.62kg以下)
・ライトフライ級 (48.97kg以下)
・フライ級 (50.80kg以下)
・スーパーフライ級 (52.16kg以下)
・バンタム級 (53.52kg以下)
・スーパーバンタム級 (55.34kg以下)
・フェザー級 (57.15kg以下)
・スーパーフェザー級 (58.97kg以下)
・ライト級 (61.23kg以下)
・スーパーライト級 (63.50kg以下)
・ウェルター級 (66.68kg以下)
・スーパーウェルター級 (69.85kg以下)
・ミドル級 (72.57kg以下)
・スーパーミドル級 (76.20kg以下)
・ライトヘビー級 (79.38kg以下)
・クルーザー級 (90.72kg以下)
・ヘビー級 (90.72kg超)

このように細かく階級が分かれている理由は、次の通りです。
公平性の確保
・体重が重い選手は一般的にパワーが強く、軽い選手はスピードに優れています。
 細かく階級を分けることで、この体格差による有利不利を減らし、より公平な競技環境を
 作り出しているのと、体格差を小さくすることで、純粋な技術とスキルの競争が可能です。

安全性の向上
・怪我のリスク軽減:体重差が大きいと、体重が重い方の選手のパンチによるダメージが高まります。
 階級を細分化することで、この危険性を減らしています

プロボクシングでは、試合の前日に計量をします。
その階級の規定体重をクリアした後、選手は飲食をし、試合までのわずか1日間で、体重を5Kg前後戻すことが多いようです。

両者の対戦前の状況

井上尚弥の準備状況

井上選手は、8月21日に横浜市内の所属ジムで公開練習を行いました。この練習では、9分間のシャドーボクシングを披露。
パンチ一発ずつに意図があり、緩みは皆無でした。
井上選手は会見で、「心掛けを意識してきた。周りの雰囲気は感じるが、慢心を排除して練習してきた」と述べ、KO勝利を目指す姿勢を明確にしています。
さらに、「ネリ戦以上を意識し、フィジカル練習を増やし、トータルのラウンド数も増やした」と述べ、入念な準備を行ってる様子が伺えました。

キレのあるシャドーを披露する井上尚弥

TJ・ドヘニーの準備状況

ドヘニー選手の具体的な準備状況に関する最新の情報は限られていますが、井上陣営はドヘニーのパワーを警戒しています。
ちなみに、ドヘニー選手は過去に、計量後に12Kgもリカバリーしたことがあり、ひょっとすると今回の試合でも同じぐらい戻すかもしれません。
もちろん井上選手もある程度のリカバリーは行いますが、それでも、もしドヘニーが12Kgも戻したとしたら、井上選手よりも6Kgぐらい重くなるでしょう。

井上選手からすると、3階級ぐらい上の選手と対戦している感じになりますが、それでも井上選手は実力差を見せつけ勝利を手にするのでしょうか?

ドヘニーの重い左アッパー、右フック、左フック

両者の対戦に対する見解

井上選手は「ドヘニーはここ最近良い試合をしているので、気の抜けない相手だ」と語り、「実力を発揮する選手だ」と、ドヘニーの実力を認めています。
一方、井上の父でありトレーナーでもある真吾氏は「年齢は関係ない」とコメントし、ドヘニーへの警戒心を強くしました。

試合の見どころと予想

この試合の最大の見どころは、井上尚弥の圧倒的な強さとTJ・ドヘニーの経験豊富なボクシングスキルの対決です。

井上尚弥は、そのスピードとパワーで知られ、27戦全勝、そのうち24試合をKOで勝利しています。
一方、ドヘニーは37歳という年齢ながら、26勝(20KO)4敗という優秀な戦績を持ち、元IBF世界スーパーバンタム級王者としての経験があります。

試合展開としては、井上の爆発的なパワーとスピードに対し、ドヘニーの粘り強さと経験がどのように対抗するかが注目されます。井上は「判定決着は許されない」と述べており、早めのKO勝利を狙ってくると予想されます。

一方、ドヘニーは計量後に大幅な増量(リカバリー)をする「曲者」として知られており、そのフィジカルの強さを活かして井上のペースを崩そうとする可能性。

多くの専門家や賭けサイトでは、井上の勝利を予想しています。
しかし、井上自身がドヘニーを「気の抜けない相手」と評しているように、油断は禁物です。

予想としては、井上のスピードとパワーが徐々にドヘニーを圧倒し、中盤から後半にかけてのTKO勝利が最も可能性が高いと考えられます。
しかし、ドヘニーの経験と粘り強さを考慮すると、12ラウンドフルに戦う可能性もあります。

いずれにせよ、世界最高峰の技術を持つ両者の対決は、ボクシングファンにとって見逃せない一戦となるでしょう。

その他の注目試合

本大会では、メインイベントの井上 vs ドヘニー戦以外にも注目の試合が行われます。
特に注目されるのは、WBO世界バンタム級タイトルマッチの武居由樹 vs 比嘉大吾戦です。

武居由樹は、キックボクシングから転向し9戦全勝でWBO世界バンタム級王座を獲得した新鋭です。
一方の比嘉大吾は、実力者として知られる挑戦者。
この試合も、メインイベントに劣らない注目度の高い一戦となるでしょう。

セミファイルは、武居由樹vs比嘉大吾のWBO世界バンタム級タイトルマッチ

試合会場と観戦情報

本大会は、東京・有明アリーナで開催されます。有明アリーナは、2020年東京オリンピック・パラリンピックのために建設された最新の施設で、約1万5000人を収容できる大規模なアリーナです。
チケット販売状況や入場に関する詳細情報については、大会公式サイトや各チケット販売サイトで確認することをお勧めします。

放送・配信情報

本大会は、【NTTドコモ Presents Lemino BOXING】と称して、NTTドコモの動画配信サービス「Lemino」で独占生配信されます。
Leminoでは、生中継だけではなく、見逃し配信も提供されますので、試合をリアルタイムで観戦できない方は、Leminoに登録して見逃し配信でチェックしましょう!

専門家の試合予想

元世界チャンピオンのお二人、竹原慎二さんと内藤大助さんは、このように予想しています。

竹原慎二さんの予想
内藤大助さんの予想

最後に、私の個人的な試合予想です。

■どちらが勝つ?
井上尚弥

■勝負がつくラウンドは?
9R

■どんな勝ち方?
ラウンド中に2回ダウンを奪い、2回目のダウンでレフリーストップによるTKO勝ち

■試合全体を通しての展開予想
ドヘニーの持ち味はなんといっても、速いステップインからの左フック。
井上尚弥は過去に、ドネア、タパレス、ネリの左フックに効かされていた部分があるので、序盤はかなり慎重に進めていく。
また、当日は体重差も5Kgぐらい出ると思うので、いつもよりはスロースタート気味に出ていく。
中盤、打ち合いの中で左フックをもらいグラつくが、何とかしぐ。
後半、スタミナが切れてきたドヘニーの左フックが大振りになった隙を見逃さず、右フックでぐらつかせ最初のダウンを奪う。
試合再開後の怒涛のラッシュで2度目のダウンを奪う。
立ち上がろうとするドヘニーをレフリーが止め、試合終了。

井上尚弥の今後の展望

この試合の結果は、井上尚弥の今後のキャリアに大きな影響を与える可能性があります。
勝利すれば、4団体統一王者としての地位を確固たるものにし、さらなる高みを目指すことができるでしょう。
一方で、井上は既に3階級制覇を達成しており、今後さらなる階級の移動や、他の著名選手との対戦など、新たな挑戦を求める可能性もあります。
勝利の後、すぐに一つ上のフェザー級へ転向することはないいと思いますが、35歳での引退をほのめかしている今、この先どんな伝説を築き続けていくのでしょうか。

ボクシング界への影響

井上尚弥 vs TJ・ドヘニー戦は、単に一つの試合以上の意味を持ちます。
この試合は、世界最高峰のボクサー同士の対決として、世界中のボクシングファンの注目の的です。
また、日本人ボクサーが世界の頂点に立ち続けていることは、日本のボクシング界全体にとって大きな励みとなり、次世代のボクサーたちにも大きな影響を与えることは必至です。

さらに、この試合がLeminoで配信されることは、ボクシングの普及と人気向上にも大いに貢献することでしょう。
より多くの人々が世界トップレベルのボクシングに触れることで、このスポーツへの関心が高まることが期待されます。

以上、井上尚弥 vs TJ・ドヘニー戦に関する詳細な情報と分析をお届けしました。
この歴史的な一戦が、ボクシングファンのみならず、多くの人々に感動と興奮をもたらすことを期待しています。

レミ
現在サブスク登録している動画配信サービスは、Amazonプライム、Lemino(レミノ)、U-NEXT(ユーネクスト)、Disney+ (ディズニープラス)、Netflix、Hulu。
最近見た中で良かった作品は、Disney+ (ディズニープラス)のオリジナル作品「フクロウと呼ばれた男」です。
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