アニメ化で話題沸騰の大人気漫画『怪獣8号』に打ち切りの噂があるのはなぜ?つまらないとの評判も。打ち切りと言われる原因や『怪獣8号』の本当の魅力について、賛否両論の声を徹底調査!全巻読んでみてわかる人気の理由も解説します。
『怪獣8号』のアニメがついに放送スタートしましたね!
「原作漫画がとにかくすごい」と話題になっていた『怪獣8号』が、待望のアニメ化で今後さらに人気爆発の予感です。
しかし、一方で「つまらない」「打ち切りか?」という声もあるのはなぜでしょうか?
この記事では、『怪獣8号』の打ち切りの噂の真相や「つまらない」と言われる理由について調査しました。また原作漫画やアニメをすべて確認した結果、本当に面白くないのか解説します。
まずは結論からお伝えしようと思いますので、その理由についてはぜひ最後までご覧ください。
【結論】『怪獣8号』打ち切りの可能性は1%!アニメ化で解放戦力100%!
結論として、絶対とは言えませんが『怪獣8号』が打ち切りになる可能性は低いでしょう。
なぜなら原作漫画を読んだかぎり、とても打ち切りになるとは思えなかったから。「何これ、超面白いじゃん」というのが素直な感想です。
スワイプする手が止まらず、たびたび目頭が熱くなり、心にグッとくるシーンが何度もありました。
打ち切りの可能性は日比野カフカの解放戦力と同じく1%程度。
打ち切りになるはずがなく、むしろ『鬼滅の刃』のような大ヒットの予感すらします。
アニメ化されたことにより今後さらに国内外で人気爆発、映画化や実写化、海外展開なども予想され、世界に広がっていく可能性も感じられる作品でした。
『怪獣8号』が打ち切りになることはほぼありません。
これが筆者の結論です。
『怪獣8号』が面白くないと言われるのはなぜ?
『怪獣8号』は漫画雑誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の松本直也氏による漫画作品。
怪獣が災害として人々をおびやかす世界を舞台に、怪獣討伐のため戦う「日本防衛隊」と、次々に現れる怪獣との激しいバトルを描いた物語です。
「怪獣8号」少年ジャンプ+ にて連載開始しました!怪獣の死骸処理をして暮らす男カフカに起きた災難!失った夢を取り戻せるか!?
— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) July 3, 2020
よろしくお願いします!https://t.co/jicyep1ST9 pic.twitter.com/TSTsr5jGkz
「少年ジャンプ+」では2020年7月の連載スタートから史上最速で3,000万閲覧数を達成し、2021年のマンガ大賞にもノミネート。コミックスは2024年4月時点で既刊12巻。集英社の発表によると国内累計発行部数は1,300万部を突破しています。※電子版含む(2024年4月現在)
「少年ジャンプ+」の人気ランキングでは『SPY×FAMILY』『【推しの子】』『チェンソーマン』とも並ぶ看板作品となっており、4月13日からは待望のアニメが放送スタート。世界同時配信も実施されるなど海外でも人気の高い作品です。
そんな大人気漫画『怪獣8号』が、「面白くない」「つまらなくなった」「ひどい」「打ち切りの危機」といわれるのはなぜでしょうか?
「つまらない」といわれているポイントは以下の5点でした。
- 面白いのは最初だけ?勢いが失速した
- 主人公の正体バレが早すぎる
- どこかで見たことある?キャラや設定に既視感あり
- 怪獣9号の目的は?敵キャラに魅力がない
- 王道すぎるストーリー展開
ひとつずつ解説していきます。
面白いのは最初だけ?勢いが失速した
話題沸騰となった序盤の面白さは間違いないですが、スタートダッシュが好調だっただけに、勢いが失速してきたと感じる人もいるようです。
怪獣8号、序盤は好きなんだよなー。
— 誠司 (@okd_37) April 15, 2024
今の連載のとこは話が進まないというか、失速感が半端ないけど。
「怪獣8号」最近読むの止まったな。最初は面白かったのよ。ところが途中で「これ人類も隊員も全滅しかないやん」くらいに敵が強くなりすぎて面白く無くなった感じかな。まぁ倒すんだろうけど「無理やん」過ぎて倒しても「なんだかなぁ」となりそうなのと、確かにエリンギ長過ぎるか。 https://t.co/DJCxkFiUuz
— konitan@兵庫・西宮 (@KonitanJP) April 28, 2024
怪獣8号って結構おもしろかったんだけどエリンギでてきたあたりで不定期更新になってそのまま読まなくなってたんだけどずっと追ってるつまらなくなったよ。の人に聞いたらまだエリンギと戦ってるって言われてた面白いうちに離脱してたんだな…になった
— 壁どぎゅちゃん (@doguuP) April 13, 2024
2020年7月3日に連載がスタートすると瞬く間に話題となり、閲覧数やコミックスの発行部数で史上最速記録を次々と更新。2021年9月にコミックス第4巻が発売されると、電子版を含む累計発行部数は400万部を突破。「少年ジャンプ+」史上最速の快挙と話題になりました。
初動の爆発的な勢いに比べるとやや落ち着いたのかもしれません。しかし、1巻あたり100万部超えは全体の0.1%にも満たないとされるなか、既刊12巻で1,300万部と1巻あたりの平均は100万部を超えています。
ちなみに『【推しの子】』の累計発行部数は、2024年4月時点で既刊14巻の1,650万部。『怪獣8号』は『【推しの子】』にも迫る人気作品であることがわかりますね。
アニメ化されたことにより、勢いが再燃する可能性は十分考えられます。
主人公の正体バレが早すぎる
『怪獣8号』の主人公は32歳の日比野カフカ。防衛隊入隊の夢をあきらめたおじさんが、第3部隊隊長となった幼馴染・亜白ミナの活躍と、防衛隊を目指す若手・市川レノからの叱咤に奮起し再び夢に挑戦することを決意。その矢先、「謎の幼獣」に寄生されカフカは怪獣化してしまいます。
襲いかかる怪獣をも圧倒する強大な力を手に入れたカフカは、コードネーム「怪獣8号」と呼ばれ、討伐の対象として防衛隊に追われることに。
主人公が他人にバレないように戦うというのは『スパイダーマン』などでもよくあるお決まりの展開ですが、すぐに市川レノにはバレています。怪獣は防衛隊に討伐されてしまうので、正体を隠しながらヒーローとして戦っていく展開なのかと読者は思っていたのでしょう。
しかし、思ったより早い段階でみんなに正体がバレます。この早すぎる正体バレが、読者の期待とは少し違っていたのかもしれません。
怪獣8号はもう少し潜伏期間長くても良かったんじゃないか?って今でも思う。正体バレが早すぎるし引き延ばせたと思うんよなぁ
— 餓鬼男 (@yamishita_) April 28, 2024
やっぱり怪獣8号は正体バレが早すぎたんよな。 数人正体を隠すための協力者ポジションは必要だけど、全員にバレるのはやっぱり溜めに溜めて開放するべきだった。
— 忍び影 (@shinobi_kage) April 14, 2024
「正体がバレても目の前の仲間を救うことのほうが大事」というカフカの行動は、ドラマチックなシーンとしてグッときたので、「正体バレ」は必要な展開だったと考えてもいいでしょう。
『スパイダーマン』が気になった方はこちらの記事もあわせてどうぞ!
どこかで見たことある?キャラや設定に既視感あり
『進撃の巨人』や『新世紀エヴァンゲリオン』にキャラや展開が似ているといわれ、一時期SNSでは炎上していたこともありました。
アニメを見始めた人たちからは、過去の作品に似ている部分や既視感があるとの声も。
怪獣8号見始めた!!
— ぽぽみ☺︎6m (@nyomukkoro) April 26, 2024
進撃の巨人のような、、宇宙兄弟のような、、笑
日本のアニメ海外で人気すぎてもうOPとED海外向けに作ってるやん🙄
かっこいいけど
怪獣8号、面白いな
— マグマ大使 (@_maguma_taishi) April 27, 2024
シン・ゴジラ、進撃の巨人、GANTZ、大怪獣のあとしまつ、いろんな匂いがするけれど、3話を楽しみに待つ
怪獣8号、ギャグ色強いけどおもろいわ!
— パラディン、殺し屋、バヨネット、首斬判事、エンジェルダスト (@atugi_acc) April 26, 2024
ウルトラマン×チェンソーマン×エヴァ って感じで好き
2話とかめっちゃエヴァ
怪獣8号めっちゃ面白い🤩👍👍
— ぐるわら (@guruwara124) May 9, 2022
四ノ宮キコル好きやな〜なんか既視感と思ったら、エヴァのアスカに似てる😂✨✨#怪獣8号 #エヴァ #四ノ宮キコル#式波・アスカ・ラングレー pic.twitter.com/n2uPTokUjN
既視感は過去作品へのオマージュだから。主人公の「カフカ」という名前もフランツ・カフカ『変身』へのオマージュと考えられ、作者の過去作に対するリスペクトととらえることもできます。
もともと怪獣が好きだったと語る松本直也先生は、インタビューで作品の着想について『シン・ゴジラ』や『パシフィック・リム』など、自分の好きな作品を着想源にしたことを明かしています。
そもそも「アイデア」というのは既存の要素の新しい組み合わせ。一般的にもそのように考えられているものです。
世の中のエンタメは過去の様々な作品の要素を取り入れて、新しい物語を生み出しています。重要なのはその作品を面白いと感じるかどうかではないでしょうか。
パクリ炎上騒動については、こちらの記事でも詳しく解説しています!
怪獣9号の目的は?敵キャラに魅力がない
『怪獣8号』は「敵キャラの怪獣に魅力がない」との声もあります。たしかに『鬼滅の刃』では敵の鬼にもそれぞれエピソードがあり、バトルに深みが増していました。
『怪獣8号』における怪獣は、災害のように突然襲いかかってくるものとして描かれており、怪獣の強さの指標はマグニチュードならぬ「フォルティチュード」で表されます。フォルティチュード8.0以上は「大怪獣」に分類され、隊長クラスの防衛隊員が複数人で討伐するレベル。
ちなみに、カフカが変身する「怪獣8号」はフォルティチュード9.8を記録し、「歴史に残る大怪獣」レベルとのこと。
怪獣たちを操る敵のリーダー・怪獣9号は謎が多く、存在理由や目的は不明のままです。
そもそも「災害」に理由なんてないのでは?とも思いますが、意思を持った頭のいい怪獣9号が何かを企んでいるのは間違いないので、謎を考察しながら読むのも『怪獣8号』を楽しむポイント。
松本直也先生も「怪獣は“悪”ではなく、あくまで人間が生き残るうえで乗り越えないといけない災害と位置づけて描いている」とインタビューで発言しています。
王道すぎるストーリー展開
仲間のために行動したり、夢をあきらめずに挑戦したり、敵の怪獣には必ず勝利したりと、ありきたりな展開が多いことが「つまらない」と思われてしまう要素なのかもしれません。
しかし、少年ジャンプ三大原則といわれる「友情・努力・勝利」は、少年漫画にありがちな典型的な三要素です。
現在はその原則にはこだわらず、時代の変化とともに多様な漫画が掲載されるようになりましたが、松本直也先生はジャンプ黄金期を知る世代。かつてのジャンプ漫画のスローガンを踏襲し、真正面から王道を描く姿勢には「少年ジャンプ」への深いリスペクトを感じます。
どんなに時代が変化しても変わらないものもあるはずです。「結局、ベタが一番面白い」と素直に楽しむべきでしょう。
#怪獣8号
— なな(*´﹀`*) (@4ARoeTPHIP75075) April 13, 2024
嘘つき…怪獣8号面白くないって
言ってる人いたのに…嘘つき…
めちゃ面白いやん…
別に舐めてたわけじゃないんだけどね、思ってた以上に濃密
— 黒潮30号 (@kurosio30) April 27, 2024
そんな大したことしてるわけでもないしやっぱり王道中の王道を直走ってるんだけど、物凄い濃縮還元
引っかけもなくやってることは想像通りなのよ?
でも、中身が軽いとかは全然なくて、ぎっしり詰まってちゃんと重いの#怪獣8号 3
『怪獣8号』はつまらなくなった?打ち切りが噂される理由3選
『怪獣8号』に打ち切りの噂があるのはなぜでしょうか?
噂の真相は以下の3つです。
- 休載が多くテンポが悪い
- 作者の過去作が打ち切りになっている
- 序盤が面白すぎたから
①休載が多くテンポが悪い
「テンポが悪い」といわれるのは休載が多いからです。
当初は毎週金曜に更新されていましたが、現在は隔週更新となっており、休載の週にはイラスト集「怪獣百景」が掲載されます。
第8話まで更新した翌週の2020年8月28日に「描きためがなくなった」として初の休載。同時に「この先は3話描いて1回休みを挟むぐらいのペースで更新できたら」と宣言しています。
その後、2021年6月25日更新の第38話では「スケジュール調整のため次回からしばらく隔週更新となります」と告知。
ジャンププラスにて怪獣8号の第38話が更新されました!よろしくお願いします!
— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) June 25, 2021
それから最後に告知も入っていますが、スケジュール調整のため次回からしばらく隔週更新となります。楽しみにお待ち頂いている皆様申し訳ございません!#怪獣8号#ジャンププラスhttps://t.co/C0J8MwEWCT
それ以降、更新ペースは隔週のまま。月に2話ずつしか読めないことで、早く続きが読みたいファンにとってはフラストレーションがたまり、テンポが悪いと感じるのでしょう。
2024年4月時点での最新話は105話。毎週更新の『チェンソーマン』などと比較すると更新が遅いように思えますが、同じ隔週更新の『SPY×FAMILY』は最新96話。更新頻度でいえば『怪獣8号』の方が安定しています。
楽しみに待つ時間が長いぶん期待値が上がってしまい、「思ったよりつまらなかった」と感じるのかもしれません。
イッキ読みしたかぎりでは、無駄なエピソードもなくかなりテンポが早い漫画だなと感じました。
②作者の過去作が打ち切りになっている
松本直也先生の連載作品『ねこわっぱ』『ポチクロ』が過去に打ち切りとなっているため、『怪獣8号』も打ち切りになるのでは?と危惧されていたところもあるでしょう。
しかし、アニメ化され海外でも大ヒットする作品となった『怪獣8号』が打ち切りになる理由は見当たりません。
怪獣8号の松本先生、ポチクロの人じゃん!!???めちゃめちゃ好きだったのに打ち切りになって悲しかったやつ…今日のお知らせのとこにいたレオ見てハッてなった……
— 英 (@ei_bmp) June 25, 2021
怪獣8号めっっっっっちゃくちゃ面白いから是非読んでほしいまだ2巻しか出てないから あと過去作のポチクロも何で打ち切りになったのか分からんくらい好きだからこっちも読んで……お願い……お願いします……
— ねこまんま (@neko_manma_22) March 4, 2021
過去の挫折を乗り越えて、夢をあきらめずヒット作を生み出した作者の想いが、日比野カフカのキャラクターとリンクしているようにも思えませんか?
実際に、「なりたいものになれず、それに近い別のところで生きていた自身の人生から着想を得た作品」だと松本直也先生も語っています。
③序盤が面白すぎたから
かつて「二人で怪獣を全滅させよう」と誓い合ったカフカとミナ。カフカはミナとの約束を果たすため、あきらめかけた防衛隊入隊の夢に再挑戦します。
隊長としてクールに振る舞うミナも内心ではカフカをずっと待っていました。カフカは怪獣の力を手にしても、入隊試験ではその力に頼らず清掃業での経験を活かします。ただし誰かを守る時だけは、なりふり構わず変身して仲間のピンチを救うのでした。
このあたりの序盤の展開は本当に面白いので、「すごい漫画が始まった」と話題沸騰になるのもわかります。
松本直也先生によれば、「序盤はカフカの物語に必要な人物たちを連想ゲームのように生み出し、相関図を広げていった感じ」と語り、もし支持を得られず打ち切りになってしまった場合はこの相関図だけで物語をまとめるつもりだったそうです。
しかし打ち切りどころか世界中で大ヒット。各キャラクターを深掘りして描くターンに入ることができました。
一部のファンのコメントでは「つまらなくなった」「面白くない」との批評もありますが、それはきっと序盤が面白すぎたせいでしょう。
『怪獣8号』はつまらない?それでも人気の理由7選
『怪獣8号』は「面白くない」「つまらなくなった」などと言われていますが、決してそんなことはありません。ここからは『怪獣8号』の本当の魅力と人気の理由について解説します!
人気の理由7選はこちら。
- 怪獣討伐!大迫力のバトルシーン
- 国のヒーロー!日本防衛隊がカッコいい
- 全員主役級!魅力的なキャラクター
- 涙腺崩壊!仲間たちの信頼関係
- 最強のワルキューレ!女性キャラが強すぎる
- 謎すぎる!ミステリアスな怪獣9号
- 愛されキャラ!日比野カフカの人間性
それでは、ひとつずついってみましょう!
①怪獣討伐!大迫力のバトルシーン
なんといっても『怪獣8号』の最大の魅力は戦闘シーンです!
巨大な怪獣とのバトルはもちろんのこと、闘うのは怪獣とだけではありません。カフカが変身する怪獣8号と保科副隊長とのバトルや、カフカと防衛隊長官・四ノ宮功とのバトルも見ごたえのある名シーンです。
【名バトルシーン5選】
- 怪獣8号 VS 保科副隊長
- 日比野カフカ VS 四ノ宮功
- 四ノ宮功 VS 怪獣9号
- 四ノ宮キコル VS 怪獣15号
- 保科副隊長 VS 怪獣10号
この中でも特におすすめは、四ノ宮功と怪獣9号の激しいバトルです。息を呑む展開と予想外の結末に涙した人も多いのではないでしょうか。
このバトルシーンが読めるのは第7巻。今すぐチェックしてみましょう!
②国のヒーロー!日本防衛隊がカッコいい
『怪獣8号』の世界観において日本は”怪獣大国”であり、「日本防衛隊」は怪獣災害から国民を守るヒーローです。
カフカが入隊する第3部隊の隊長は亜白ミナ。幼馴染ですが上官と部下の関係であるため、表向きはカフカにも厳しく接します。しかし2人だけになったときには昔のように「カフカくん」と呼び、ミナもあの日の約束を忘れていません。
隊長としての亜白ミナと幼馴染のミナとして、キャラのギャップも魅力的に描かれています。
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— 怪獣8号【公式】 (@KaijuNo8_O) March 21, 2023
アニメ『#怪獣8号』
キャラクタービジュアル初公開!
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◤◢◤ 亜白ミナ ◢◤◢
日本防衛隊第3部隊隊長で、
カフカの幼馴染。
▼詳細はこちらhttps://t.co/Iwj2zcDK7w#KaijuNo8 pic.twitter.com/ETUmg9w6Nu
第3部隊副隊長・保科宗四郎をはじめとしたその他の防衛隊メンバーも、それぞれにキャラが立っていて個性的。似たようなキャラはひとりもいません。
カフカの相棒である市川レノも急成長を見せており、今後の活躍が期待されます。
防衛隊メンバーの一覧はこちらの記事で詳しく解説しています!
『怪獣8号』キャラクターを各部隊ごとにご紹介&最強キャラランキング!(内部リンクお願いします)
③全員主役級!魅力的なキャラクター
主人公のカフカやミナだけでなく、市川レノや四ノ宮キコルなど各キャラクターが魅力的に描かれているのも『怪獣8号』の特徴です。
それぞれに個性があって主役級の人気を誇り、いくらでもスピンオフ作品が描けそうです。(本編では描かれない防衛隊員それぞれの最前線が語られる「Side B」も連載スタート!)
年明け1月5日から怪獣8号のスピンオフ連載「sideB」が始まります!肥田野先生の描く絵や漫画が大好きなので受けて頂けてめちゃめちゃ光栄です!!
— 松本 直也 怪獣8号連載中 (@ringo_inuS) December 17, 2023
どのキャラも魅力的描いて頂いてるんですが、特に肥田野先生版キコルがねぇ…可愛いんですよ! https://t.co/sYyIXlzlKO
2022年8月に開催された公式の「第1回キャラクター人気投票」によるランキングはこちら。
- 保科宗四郎|23,686票
- 鳴海 弦|17,976票
- 市川レノ|16,771票
- 日比野カフカ|5,048票
- 四ノ宮キコル|4,888票
- 古橋伊春|3,285票
- 亜白ミナ|2,654票
- 怪獣8号|1,363票
- 四ノ宮 功|905票
- 変身したカフカを見て通報したおじいさん|812票
第1位は23,686票を獲得した保科宗四郎。圧倒的な強さと副隊長としての責任感が描かれたことによる、陽気なキャラとのギャップの大きさが人気の理由でしょう。
第10位には第1巻で登場する「変身したカフカを見て通報したおじいさん」がランクイン!
④涙腺崩壊!仲間たちの信頼関係
防衛隊メンバーの仲間意識や信頼関係が描かれるのも『怪獣8号』の見どころのひとつ。「怪獣討伐」という同じ目標に向かってそれぞれが向上心を持ち、ときにライバル心を燃やしながら切磋琢磨します。
個人的に最もアツい台詞は第1部隊隊長・鳴海弦の「結果を出せ」です。
鳴海弦はかつて長官・四ノ宮功に師事した実力主義者。功の娘であるキコルが第1部隊にやってくると、「圧倒的な実力を示せ。行儀のいい無能ならいらん」と言い放ち、結果を出せと要求します。
「結果を出せ」とは結果を出せると信じている相手だからこそ言える台詞。上司と部下の信頼関係としても理想的です。
鳴海とキコルの師弟関係が深まるのは第7巻。ぜひチェックしてみてください!
⑤最強のワルキューレ!女性キャラが強すぎる
『怪獣8号』は女性キャラがとても魅力的に描かれている作品です。
第3部隊隊長・亜白ミナをはじめ、四ノ宮キコルやキコルの母・四ノ宮ヒカリなどは、強くて美しい女性戦士として魅力的なキャラクターとなっています。
「戦場をかけるワルキューレ」と称された四ノ宮ヒカリは、かつて第2部隊を率いる隊長として活躍していました。
識別怪獣兵器の中で唯一飛行能力を持つ「ナンバーズ4」の適合者で、圧倒的なスピードを誇り、怪獣討伐数は歴代最多。防衛隊の中でも屈指の実力者であり国民的なヒーローでした。
しかし、10年前に起きた怪獣6号を中心とした群発災害で、命と引き換えに怪獣6号を討伐して亡くなってしまいました。
人々はヒカリの死を悲しみ、娘のキコルは母の代わりにみんなを守ると誓います。
母の意志を継ぎ成長を遂げたキコルは、新たなワルキューレとしてナンバーズ4を受け継ぐのでした。
【最新話更新!!】
— 怪獣8号【公式】 (@KaijuNo8_O) August 3, 2023
『#怪獣8号』第91話は本日配信開始です!
ご覧ください。https://t.co/MgpiFdNZWB
今週のアイコンは本日発売、
コミックス最新10巻のカバーに
描かれた四ノ宮キコル!
防衛隊最強と謳われた父・功、
上官・鳴海をも凌ぐ才覚を誇り、
“新たな”ワルキューレとして戦場を駆ける!! pic.twitter.com/u2NmAi34T1
こうした女性キャラの強さを対等に描いている点も、海外で評価されているポイントなのかもしれません。
四ノ宮ヒカリのエピソードは第6巻。カッコいいキコルのワルキューレ姿は第10巻で見れますよ!
⑥謎すぎる!ミステリアスな怪獣9号
現時点で最大のラスボスとなっているのが、高い知能を持った「怪獣9号」です。
怪獣9号について現在わかっているのは、以下のようなことです。
- エリンギのような頭をしている
- 高い知能を持ち、人間の言葉を話せる
- 人間を取り込み、取り込んだ人間の姿に擬態する
- 取り込んだ人間の記憶も読み取ることができる
- 学習能力が高く、戦った相手の戦闘スタイルを学習する
- 自身を分裂させ分身体を作り出せる
- 新たな怪獣を生み出せる
怪獣9号の目的は謎ですが、第5巻では「人間の手に堕ちた怪獣の力を怪獣の元に取り戻スとしよう」と発言しています。また、敵の攻撃を学習し進化することから、作中では「ウイルスのような怪獣」と評されました。
今後、怪獣9号との戦いがどんな結末を迎えるのか気になるところです。
現在までに登場した識別怪獣は15号まで。この先いったい何号まで登場するのでしょうか?『怪獣8号』が打ち切りにならない限り、無限に怪獣が生み出せそうですね!
⑦愛されキャラ!日比野カフカの人間性
『怪獣8号』の主人公・日比野カフカの魅力は「ギャップ」です。
普段は愛されキャラのおじさんというイメージですが、仲間のピンチには必ず駆けつけ頼りになる存在に。大切なものを守るためなら絶対に自らの保身には走りません。
そうしたカフカの人間性が仲間からの信頼を獲得し、読者を惹きつける人気の要因なのだと思います。
特に、正体がバレたあと「怪獣8号を討伐するべきか」という議論がなされるエピソードでは、「第3部隊に君を怪獣だと思ってる奴なんて一人もいないよ」とのミナの言葉から、仲間の信頼を得ていることが伝わります。このグッとくる名シーンは、作中のカフカと一緒に泣きました。
全体的にこの漫画のキャラクターは「ギャップ」が魅力的に描かれているなという印象です。松本直也先生は人間の魅力を描くのが本当に上手い漫画家さんだと思います。
松本直也先生「怪獣8号 2巻」
— yuchatan (@yuchaXYZ) March 7, 2021
今回もアクションは迫力あり、ギャグありで満足な一冊でした🤗
ピンチの時には必ず助けに来てくれるカフカ!超強いのに弱気だったり吐きそうになってたり😂😂そのギャップが良い!!!
続きが楽しみだーーー✨✨#怪獣8号 pic.twitter.com/9VQjSwjDLy
怪獣8号、9巻まで読了!読めば読むほどおもしろい!!!カフカ×レノ、レノ×伊春…尊い関係多すぎ。保科つっよ!きこるんかっこよ!鳴海ぃいい!!!!!この人反則!めっちゃ強いし、かっこいいし、絶対人気あるじゃん!もれなく好きです!ギャップ萌えたまらん!アニメどこまでやるのかなぁ。楽しみ💓
— まりきち (@m0509o) May 5, 2023
以上、『怪獣8号』の本当の魅力と人気の理由7選をお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
あとはぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。
『怪獣8号』が全巻読みたくなった方は、こちらの記事が参考になりますよ!
『怪獣8号』は海外でも大人気!
『怪獣8号』は海外でも大ヒットしています。特にフランスでは、第1巻の初版発行部数がフランスの漫画史上最高を記録したそうです。
海外でも「Manga」や「Kawaii」など日本の文化が注目されていますよね!
初版25万冊でフランスの漫画史上最高を記録
『怪獣8号』は2021年10月にフランスで第1巻が発売され、初版25万部という破格のスタート。同年12月にフランスで発売された『ONE PIECE(ワンピース)』の第100巻が初版25万部なので、アニメ化されていない第1巻での初版25万部は破格です。
宣伝施策も大々的に行われ、フランス国立図書館の窓を最上階から13階分の巨大イラストでジャック。パリの駅構内ではデジタルスクリーンに1巻のイラストを使った広告を掲示するなど、映画のプロモーションのようなレベルだったようです。
フランスの出版社で『怪獣8号』の発行元である「Kazé France」のヴァルス編集長によると、『怪獣8号』が絶対にヒットすると思った最大の理由は「作品の質」だったといいます。出版社の全員が「この作品はすごい。フランス市場にマッチする」と思ったことから、多額の投資を決めたとのこと。
やはり、『怪獣8号』が打ち切りになるとは思えませんね。
【いま読まれてます】
— 集英社オンライン (@shueisha_online) August 5, 2022
『#怪獣8号』は、連載開始当初から国内外で爆発的な反響を呼んだ。フランスでは大規模なプロモーションが行われ、初版25万部という破格のスタートを切った。
本日アニメ化が発表された『怪獣8号』、フランスで大ヒットの秘訣に迫る #集英社オンラインhttps://t.co/NIasajBI2f
アニメは異例の全世界リアルタイム配信
2024年4月13日(土)より放送がスタートした『怪獣8号』のアニメは、毎週土曜日23:00に世界7カ国8都市でリアルタイム配信されています。
異例の全世界リアルタイム配信の狙いについて、アニメを手掛ける「TOHO animation」の武井プロデューサーは、ビジネス的な狙いによるものではないといいます。
「作品が多くの方に観ていただけることが1番いいのではないか、という“想い”によるところが大きい」と語り、みんなで一緒に同時に観るという経験を大事にしたいとのこと。
毎週土曜23:00には、ぜひ世界中のファンと同時に『怪獣8号』を視聴してみてはいかがでしょうか。
【追悼】アニメ第1話「謎の幼獣」役はTARAKOさん
アニメを見た方はお気づきでしょうか?第1話のエンドロールにあった「TARAKO」のクレジット。第1話のラストで登場する「謎の幼獣」の声は2024年3月に亡くなったTARAKOさんだったのです。
第1話放送後には怪獣8号公式Xにて、感謝の意を表した投稿でTARAKOさんを追悼し、大きな反響を呼びました。
アニメ『怪獣8号』で「謎の幼獣」役を
— 怪獣8号【公式】 (@KaijuNo8_O) April 13, 2024
演じられましたTARAKOさまのご逝去に、
謹んでお悔やみを申し上げます。
物語の起点となる最も謎めいた役柄を、
唯一無二の存在感で演じていただきました。
心より感謝の意を表しますと共に、
深くご冥福をお祈りいたします。
アニメ『怪獣8号』関係者一同
TARAKOさんの生前の最後の声が聞ける『怪獣8号』第1話。ぜひ今すぐご視聴ください。
まとめ:『怪獣8号』は打ち切りにならない!社会人にもおすすめの話題作!
ここまで『怪獣8号』は本当につまらないのか検証し、打ち切りの噂についても解説してきました。
結論は冒頭でも書いたとおり、『怪獣8号』が打ち切りになる可能性は1%です。
面白いかどうかは人それぞれ。ぜひ全巻読んで判断してみてくださいね。
最後に、『怪獣8号』に込められた作者のメッセージをお伝えします。
皆さんそれぞれ大事な岐路に立たされたり、壁に当たったり、苦しい選択を迫られたりする場面があると思います。そんな中、怪獣8号がほんの少しでも、何かに向かって夢中になって努力したり挫折したりしている人たちを勇気づけられるような存在になれたらいいなと思います。
引用:MEN’S NON-NO WEB
『怪獣8号』における「解放戦力」とは、防衛隊スーツの力をどれだけ引き出しているかの指標。入隊時に10%あることは稀で、トレーニングや訓練を積むと数値は20%程度に上がり、ほとんどの隊員が20%〜30%止まりでキャリアを終えます。
隊長クラスになると90%以上。解放戦力92%を誇る保科副隊長でも、強力な怪獣と戦うために陰で努力をしていました。
つまり、能力があっても訓練しなければ自分の持っている力を最大限に解放できないということです。
新社会人となり夢に向かって努力している若者や、リーダーとして責任ある立場に悩んでいる方など、社会人にも学びが多い漫画だと思います。
今まさに壁にぶち当たっている人にとっては、間違いなく勇気をもらえるおすすめの作品です。地道にトレーニングを積んで解放戦力を高めれば、夢が叶えられるかもしれませんよ!
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