動物園の年パス(年間パスポート)はいくら?
以前サブチョイ記事の中で「テーマパークの年パス記事」を執筆しましたが、今回は「動物園」の年パスについて詳しくご紹介しようと思います。
おさらいすると、年パス(年間パスポート)とは1日限りのチケットをその都度購入するのではなく、1年分をまとめて支払い、1年間有効な入場券を購入するというもの。
年パスと聞いてイメージが強いところで言うと、ディズニーやUSJではないでしょうか。
年パスは、単発購入と比べて値段が少し安くなるというメリットがあるため、しょっちゅう足を運ぶ人にとっては断然おすすめなんです!
\ テーマパークの年パス記事は下記からご覧ください/
【2023年】各動物園の年パス料金
ではさっそく、各動物園の年パス料金について見ていきましょう。
年パスの種類、また年パスを購入する場合は何回行けば元が取れるのかなどをわかりやすくまとめていきます。
年パス購入を迷っていた方はぜひ参考にしてくださいね!
まず初めに、各動物園の年パスをそれぞれ大人料金だけ表にして見やすくまとめてみたのでご覧ください。
(※右の欄は、1年で何回足を運べば年パスで元が取れるかの回数です)
大人以外の値段に関しては、後ほど詳しくご紹介していきます。
動物園名 | チケットの種類 | 値段(税込) | お得な回数 |
---|---|---|---|
ズーラシア | 年間パスポート | 大人:2,000円 | 年に4回 |
上野動物公園 | 年間パスポート | 大人:2,400円 | 年に4回 |
井の頭自然文化園 | 年間パスポート | 大人:1,600円 | 年に4回 |
多摩動物園 | 年間パスポート | 大人:2,400円 | 年に4回 |
旭山動物園 | 動物園パスポート | 大人:1,400円 | 年に2回 |
東武動物公園 | ・トッピー倶楽部 ・シニア入園パス | ★ファミリー会員 ・43,000円 ・33,000円 ★個人会員 ・大人:23,000円 ・シニア:5,000円 | 年に5回 |
群馬サファリパーク | ・その人パス ・誰でもパス | ・大人:10,000円 ・誰でも:100,000円 | 年に4回 |
①東武動物公園
1981年に開園してから2021年3月28日に40周年を迎えた東武動物公園。
埼玉県に位置し都心からもアクセスしやすいので、1度は行ったことがある方も多いのではないでしょうか。
東武動物公園は、動物園だけでなく遊園地やプールなどの施設も併設されているので、1度足を運べばどれも楽しめちゃいますよ。
動物園でほっこりした後は、アトラクションに乗って遊ぶのも良いですね!
動物園といえば「東武動物公園」を思い浮かべる人も多そう!みんなはどう?
そんな東武動物公園の年パスには「トッピー俱楽部」とシニア向けの「シニア入園パス」の2つがあります。
それぞれをチェックしていきましょう。
■トッピー倶楽部
★ファミリー会員
- 保護者2名とお子様1人:43,000円(税込)
- 保護者1名とお子様1人:33,000円(税込)
★個人会員
- 大人(18歳以上):23,000円(税込)
- 中人(中高校生):20,000円(税込)
- 小人(3歳~11歳:17,000円(税込)
■シニア入園パス
- シニア1名:5,000円(税込)
- ご夫婦2名:10,000円(税込)
※入会資格は、60歳以上の方とご夫婦(60歳以上の方と生計を同一にするその配偶者)のみ。
トッピー倶楽部の個人会員で比較すると、通常購入の入園料+アトラクション乗り放題のセット券が1日5,100円(税込)なので、年に5回以上足を運んでいる人であれば断然年パスの方がお得です!
年パス購入方法
パークの年パスは、東武動物公園の東西ゲートスタッフに申し込むことで簡単に手続きができます。
受付時間は開園~閉園30分前まで。
年齢を確認できる物と写真(タテ2.5㎝×ヨコ2㎝)が必要です。
②上野動物園
上野動物園は、1882年に農商務省所管の博物館付属施設として開園した、日本で初めての動物園なんです。
自然とその景観を維持している東京都心部にある都市型の動物園で、動物の数は何と約300種3,000点!
有名な動物といえばだれもがご存じのパンダですよね。
上野動物園といえば、ながちゃんの中ではシャンシャンのイメージが強いなぁ~!
上野動物園は上野公園内にあるので、お散歩がてらフラッと寄る人も多いみたい。
上野駅の「公園口」から歩いて5分なのでアクセスもしやすいですね!
上野動物園の年パス料金は以下のとおり。
■年間パスポート
- 一般(高校生以上):2,400円(税込)
- 65歳以上:1,200円(税込)
通常の一般入園料が600円なので、年に4回以上足を運べば年パスで元が取れるというわけです。
前述にもしたように上野動物園は上野公園内にあるため、フラっと公園に遊びに行くついでに動物園も行けるので、近場に住んでいる人や公園、動物園が好きな人にはかなりおすすめの年パスとなっています。
2,400円の年パスはかなり安いですね。
年パス購入方法
残念ながら現地のみでの販売となるため、オンラインでは購入できません。(発売は16時まで)
入園時のみ購入でき、動物園の改札を通った後は購入できないので要注意!
③ズーラシア
ズーラシアは、「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに掲げた国内でも最大級の動物園。
「ズーラシア(ZOORASIA)」という愛称は、動物園の”ZOO”と広大な自然をイメージした”EURASIA”の合成語だそうで、市民からの公募で決まったそうです。
アクセスに関しては車があるとかなり楽だという印象ですが、相鉄線「鶴ヶ峰」駅北口、相鉄線「三ツ境」駅北口、JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅南口下車の各駅からバスが出ているので、「よこはま動物園行き」のバスに乗れば約15分となっています。
そんなズーラシアの年パス料金は以下のとおり。
■年間パスポート
- 18歳以上:2,000円(税込)
通常の一般入園料が800円なので、年に4回以上行けば断然年パスの方がお得です!
お子さんがいるご家庭でよくズーラシアに行く方たちは、ぜひ年パス購入を検討してみてはいかがでしょうか。
まさかの上野動物園より安い価格(笑)。
年パス購入方法
オンライン販売は行っていないので、ズーラシアの正門総合案内所・北門案内所で購入ができます。
④旭山動物園
旭山動物園は「日本のどこにも見られない北方特有の動物園に」というテーマから生まれた動物園。
現在は、動物たちは人間と対等な生き物なんだと思うきっかけになるような動物園でありたいという理念を掲げています。
旭山動物園は北海道の旭川市内にあるので、関東・関西・九州地方に住んでいる方は気軽に行ける距離ではないですが、市外や外国の方を合わせて毎年140万人前後のお客さんが足を運んでいるそうです。
その地域に住んでいなくても、北海道に旅行に行った際にはぜひとも寄りたい場所ですよね!
そんな旭山動物園の年パス料金はこちら。
■動物園パスポート
- 大人(高校生以上):1,400円(税込)
(中学生以下は無料となっています)
大人の1日入場料が1,000円となっているので、年に2回足を運べば簡単に元が取れちゃいます!
これはかなりお得ですね。
2回行けば元が取れちゃうなんてめちゃめちゃお得だね~♪
年パス購入方法
旭山動物園の年パスは、旭山動物園各門(正門・東門・西門)の売札所、厚友会売店、旭川ホテル旅館協同組合のホテルで販売しています。
オンライン販売は行っていません。
⑤多摩動物公園
多摩動物公園は、上野動物園の入園者数増加に伴い第2の上野動物園として誕生した動物園。
園内ではできるだけ動物を自由な姿で展示しようと、檻のかわりに壕で仕切って放養形式で展示をしています。
柵がないことを観覧の基本としたのは、多摩動物公園が日本で初だそう。
動物は上野動物園と同じく約300種を飼育中。
多摩動物公園はアクセスしやすいことでも知られており、京王線多摩モノレールの「多摩動物公園駅」下車から徒歩1分で着きます。
(※多摩動物公園は2022年1月11日から臨時休業中。2022年2月7日時点)
そんな多摩動物公園の年パス料金はこちらです。
■年間パスポート
- 一般(高校生以上):2,400円(税込)
- 65歳以上:1,200円(税込)
年パスの値段も通常料金も上野動物園と同じで、通常の一般入園料が600円のため年に4回以上足を運べば年パスで元が取れちゃいます。
年パス購入方法
多摩動物公園の年間パスポートは、多摩動物公園以外では販売していません。(発売は16時まで)
WEBでの販売も行っていないので注意しましょう。
⑥井の頭自然文化園
井の頭自然文化園は「行楽の間に自然科学の知識普及の向上に寄与する」という目的で開設され、井の頭恩賜公園の約3分の1にあたる園内には、動物園だけでなく彫刻館や資料館などもあります。
自然と文化が調和した施設となっていることからこの名が付いたそうです。
井の頭自然文化園では170種を超える動物を飼育しています。
中ではニホンリスの放し飼いを行っており、動物をより身近に感じられる工夫をしている動物園なんです。
(※井の頭自然文化園は2022年1月11日から臨時休業中。2022年2月7日時点)
そんな井の頭自然文化園の年パス料金を見てみましょう。
■年間パスポート
- 一般(高校生以上):1,600円(税込)
- 65歳以上:800円(税込)
井の頭自然文化園の通常入園料は400円なので、年に4回以上足を運べば元が取れる仕組みとなっています!
動物園以外も併設されているので、飽きずに年パスを利用することが出来ますね。
年パス購入方法
井の頭自然文化園の年間パスポートは、現地以外では販売していません。(発売は16時まで)
WEBでの購入も不可なので要注意です。
⑦群馬サファリパーク
群馬県の富岡市にある群馬サファリパークは、パーク内を自分の車や園内のバスに乗って見学するタイプの自然型動物園。
園内の道には様々な動物が自由に動き回っているため、間近で見れるのが特徴です。
また群馬サファリパークには動物園以外にも遊園地エリアがあったりイベントがあったりするので、動物を見た後に遊園地で楽しんで帰るなんてこともできちゃいますよ。
動物園ではエサやりができるバスも用意されているので、動物と触れ合いたい方はそちらがおすすめです!
そんな群馬サファリパークの年パス料金は以下のとおり。
■その人パス(本人のみ有効)
- 大人(高校生以上):10,000円(税込)
- 小人(3歳~中学生):5,000円(税込)
■誰でもパス(無記名なので誰でも使用可)
- 100,000円(税込)
「その人パス」の方で比較すると、通常の大人入園料が2,700円なので、年に4回以上遊びに行く場合は年パスの方がお得になっています!
年パス購入方法
群馬サファリパークの総合案内所でのみ購入可。
そこで必要書類を記入すれば簡単に手続きができます。
動物園の年パスは手が届きやすい!
テーマパークの年パスに比べて動物園は通常入園料が安いので、おのずと年パスの値段も安くなっています。
もちろん高い動物園もありますが、基本的には2,000円前後で購入できるところが多いので、動物が好きな方や子どもがいるご家庭などにはとてもおすすめ!
どこの動物園も年に3、4回前後足を運べば元が取れる場合が多いので、ぜひ年パスも検討して動物園にお出かけして下さいね。
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