仮想通貨フルーツ(FRTS)とは?概要&発行元や仕組みを解説!

寄付をするための仮想通貨、フルーツトークン(FRTS)をご存じでしょうか。

ブロックチェーンを活用し、誰かの支出が誰かの支えになる仕組みを作ることを目標としたプロジェクトです。

本記事では、仮想通貨フルーツ(FRTS)のこれまでの価格推移や買い方、概要について紹介します。

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仮想通貨フルーツ(FRTS)とは?

FRTSは「Fruits Eco-Blockchain Project」の仮想通貨です。

環境に優しく、持続可能な経済の構築を目指すプロジェクトで、これまでにもさまざまな慈善団体に寄付を行ってきました。

ここからは、FRTSについて詳しく解説します。

Fruits Eco-Blockchain Projectについて

Fruits Eco-Blockchain Projectは、持続可能なエコシステムの構築を目指すエコブロックチェーンプロジェクトです。

ブロックチェーン技術を活用してチャリティーネットワークを築き上げ、世界中の子供たちやその家族が自立できるよう支援し、飢餓、貧困、不平等といった問題に取り組むことを目標としています。

多くの電力を消費するブロックチェーンを、持続可能にするため、独自のコンセンサスアルゴリズム「PoC (Proof-of-Capacity) 」を採用。これにより低電力ながらも高いセキュリティ・低い手数料を誇る仮想通貨FRTSが誕生しました。

寄付しかできない「スマイルコイン」

Fruits Eco-Blockchain Projectのスローガンは「あなたの支出が他者を救うことにつながる(Your spending leads to another’s saving)」です。このスローガンが示すように、FRTSでの支払いが直接チャリティーにつながるシステムが構築されています。

例えば、FRTSで何かの支払いをすると寄付専用の「スマイルコイン」が付与されます。ユーザーは、スマイルコインで任意の慈善団体に寄付をすることが可能。さらに、ユーザーは寄付をすることで、トークンが報酬として与えられます。

これにより「支出をする人と寄付を受ける人、双方にとってwin-winな関係が生まれる」とのことです。

仮想通貨フルーツ(FRTS)のこれまでの価格動向

FRTSは2018年に発行され、2021年12月にはおよそ250円にまで価格が上昇しました。

しかし、2022年3月にトークンの供給量を100倍に増加させた際に暴落。2023年12月時点での価格は0.00153円となっており、今でも復活には至っていない状態です。

トークンを100倍に増加させた理由は、もっと寄付をしやすくするため、すべての人に手頃な価格にする必要があったと説明されています。

参考:99-for-1 FRTS Split

仮想通貨Fruits Token(FRTS)の今後・将来性

FRTSの価格は下落傾向にあるものの、プロジェクト自体は着々と進んでいるようです。

2022年11月にはNFTマーケットプレイスがローンチされました。同年、マイニング・ステーキング・レンディングなどの機能をローンチするなど、FRTSの使い道を増やす取り組みも見られます。

また、FRUITSの会社が開発したPlay-to-Earnゲーム「Golden Egg Wonderland」が、2022年に幕張メッセで開催されたブロックチェーンEXPOに出展するなど、日本での活動も拡大している様子。

今後も投資対象としてはおすすめできないかもしれませんが、持続可能な世界・経済を作るというビジョンに共感できる人にはおすすめです。

仮想通貨フルーツ(FRTS)の購入方法

フルーツ(FRTS)の取り扱いがある仮想通貨取引所は、以下の3つです。

  • MEXC
  • LBank
  • ProBit Global

上記はすべて海外取引所のため、購入するには一度国内取引所で仮想通貨を購入しなければなりません。FRTSを日本で購入する流れは、以下のようになります。

  1. 国内取引所・海外取引所(上記のうちどれか)の口座を開設
  2. 国内取引所で日本円で仮想通貨(何でもOK)を購入
  3. 国内取引所で購入した仮想通貨を、海外取引所に送金
  4. 海外取引所で受け取った仮想通貨でFRTSを購入

国内取引所から海外取引所に送る仮想通貨は何でもOKですが、なるべく手数料が安いものを利用しましょう。

なお、手数料は取引所・ネットワークごとに異なります。

手数料が低いおすすめの国内取引所5選!

仮想通貨を買っても、手数料で引かれて送られてきた額が減っていたという声もよく聞きます。再度送金するという手間がかかることもあるようです。

ここからは、手数料が安い取引所を5つ紹介します。手数料で購入額が減らないように、ぜひ最後までご覧ください。

名前仮想通貨ごとの送金手数料(仮想通貨)
GMOコインBTC: 無料
ETH: 無料
XRP: 無料
SOL: 無料
bitbankBTC: 0.0006 BTC
ETH: 0.005 ETH
XRP: 0.1 XRP
MATIC: 1.3 MATIC
bitFlyerBTC: 0.0004 BTC
ETH: 0.005 ETH
XRP: 無料
MATIC: 19 MATIC
CoincheckBTC: 変動手数料制
ETH: 変動手数料制
XRP: 0.15 XRP
MATIC: 0.1 MATIC
BITPOINTBTC: 無料
ETH: 無料
XRP: 無料
※ETH=ETH(イーサリアム)
※MATIC=MATIC(Polygon)

GMOコイン|仮想通貨の送金が無料&使いやすい!

GMOコインは、GMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。安心のGMOインターネットグループが運営していることから、多くの人に利用されています。

また、口座開設や日本円の出金、暗号資産の預入・送付など、各種手数料がすべて無料です。多くの取引所がネットワークごとに送金(出金)手数料を設定しているなか、無料で送金できることは大きな強みと言えるでしょう。

さらに、画面がユーザーフレンドリーで、誰でも使いやすいところが魅力。豊富な26銘柄を取り扱っていることから、GMOコインだけで多様な仮想通貨を取引できます。

bitbank|取引量国内トップクラス

取引量が国内トップクラスのbitbank。GMOコインよりもさらに多い、37銘柄を取り扱っています。

仮想通貨の送金(出金)手数料は多少かかりますが、土日でも24時間即時入金できることなどから、仮想通貨の取引量は国内トップクラスを誇っています。

顧客の資産はオフラインで管理されており、万が一攻撃を受けた際にも安心です。

手数料が多少かかっても、多くの人がおすすめしている取引所を利用したい人におすすめです。

bitFlyer|100円から手軽に投資

bitFlyerは、株式会社bitFlyerが運営している仮想通貨取引所です。送金(出金)手数料はかかりますが、ビットコインの取引量は5年連続で国内ナンバーワンを誇っています。

取り扱っている仮想通貨は21銘柄。その他2020年上半期のアプリダウンロード数など、さまざまな分野で一位を取得している大手取引所です。

リップルやイーサリアムでも100円から投資可能で、初心者におすすめしたい取引所としても知られています。

Coincheck|アプリDL数国内No.1!

アプリダウンロード数5年連続国内No.1を誇るCoincheck(コインチェック)。アプリの累計ダウンロード数は、600万を突破している人気取引所です。(※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak)

特徴は、やはり初心者にとっても、プロにとっても使いやすいアプリのUI/UXでしょう。「スマホから10秒で買える」とも言われるほどの使いやすさで話題となっています。

取扱銘柄数は30種類。500円から投資可能です。

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仮想通貨フルーツ(FRTS)│まとめ

仮想通貨フルーツは、Fruits Token(FRTS)といい、持続可能な経済の構築を目指すプロジェクト「Fruits Eco-Blockchain Project」の仮想通貨です。

「多くの人の手に届く仮想通貨にしたい」という理念から、2022年3月にトークンの供給量を100倍にすることで、時価総額を下落させたことで話題になりました。

現在でも価格は1円以下を保っており、寄付用の仮想通貨として活動を展開している最中です。これからもアジア圏での活動を広げていくと見られており、今後の動向に注目です。